JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#86 必見!帰国前の大先輩隊員さんにインタビュー!!【前編】

Hola!こんにちは。保健師隊員の岩崎です。

「現役隊員に独占

今回は、12月に帰国される先輩隊員である近藤真美さん(2023年度4次隊/栄養士/サンタクルス県サンタクルス市)の職場を910日に見学、インタビューさせてもらいました。その時の様子をお伝えしたいと思います!

真美さんの配属先は、ボリビア・サンタクルス県の保健局です。サンタクルス県では子どもの肥満が多く、児童の60%以上が肥満という現状があり、その改善のため、管轄内の小学校を中心に、子ども・保護者・売店管理者を対象とした栄養教育を実施し、肥満児の減少に向けた取り組みを行っているそうです。

今回、私が見学させていただいた学校では、1年生~6年生までの生徒を対象に15分授業を6回コース実施する予定とのことでした。学年によって反応や落ち着き具合が違いますが、職場の人とも協力して、コール&レスポンスを加えたり、生徒たちが飽きない工夫をしながら話をされているのが、とても伝わってきました!私が見学させてもらったのはちょうど5回目。残り1回頑張ってくださいね。

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では早速ですが、真美さんにインタビューしていきます!!

今回は4つの質問に答えていただきました。

まず始めの質問!
Q1.「今までの活動を振り返って思うことは何ですか?」

これまでの活動を振り返ると、日本とボリビアの常識の違いを感じる場面が多くありました。日本と違い、計画通りに物事が進まないことや、せっかく立てた計画が直前になって変更せざるを得ない状況は数えきれないほどありました。そのため、広い心でいること、複数の案を持つこと、余裕をもった計画を立てることの大切さに気づきました。計画が立てづらいことは仕事を進める上で苦労もありますが、ボリビアの方々は心が広く、せかせかしていない点は見習いたいと感じています。

→なるほど。これはとても同意できます(笑)日本人はとてもきっちりしている反面、時間に追われているなと感じることがあります。ボリビア人のゆとりも取り入れていきたいですよね。

続いての質問!
Q2.「ボリビアでの活動/生活の中で印象に残っていること」

ボリビアに住み、外国人として生活していく中で分からないことも多く、そのたびにボリビアの方々に助けてもらいました。間違ったバスに乗って目的地とは全く違う方向に進んでしまったときには、乗客が正しいバスを教えてくれたり、通りがかりの人から「スリが多いから持ち物に気をつけた方がいい」とアドバイスを受けたりしました。そうした親切に触れるたびにありがたさを感じます。帰国後は、これまで以上にボリビアの方々や外国の方々に対して、自分も親切に接したいと思います。

海外での生活ってわからないことが多くて不安ですよね。でもその中でいろんなボリビア人の方の親切さに触れることができていた真美さん。ぜひその経験を日本でも活かしてほしいです!

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(私が通ってるズンバ教室にも参加してもらいました(笑)初めてでも大歓迎!のボリビア人の雰囲気が私は大好きデス!)

➡➡ 後編もお楽しみに★

文責 岩崎 加奈(2024年度2次隊/保健師/サンタクルス県ワルネス市)

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