2026/03/12 Thu
ボリビア 観光
#142 白い街が語る、ボリビアの憲法上の首都スクレ【助産師/吉田】

皆さんは、ボリビアの首都をご存じでしょうか。 ボリビアと聞くと、ウユニ塩湖を思い浮かべる方が多いかもしれません。
今回は、私の任地であり、ボリビアの憲法上の首都でもあるスクレについて、ご紹介したいと思います。
私の任地でもあるスクレは、スペイン統治時代の面影を色濃く残す街で、白く塗られた建物が連なる美しい街並みが特徴です。街を歩いていると、まるで時がゆっくりと流れているような感覚になります。
ボリビアの行政上の首都はラパスですが、憲法上の首都はここスクレ。そのため、初めてこの街を訪れたとき、「ここが本当に首都なのだろうか」と少し不思議な気持ちになったのを覚えています。

スクレの魅力の一つに、恐竜博物館の存在があります。街の中心部から少し離れた場所にあるこの博物館は、一見すると静かな施設ですが、実は世界的にも珍しい場所として知られています。博物館の最大の見どころは、実物の恐竜の足跡が残る巨大な岩壁です。約6,800万年前のものとされる数多くの足跡が、ほぼ垂直に立つ岩肌にそのまま残されており、その迫力は写真や映像では伝えきれません。
私が初めてこの場所を訪れたとき、目の前に広がる足跡の壁を見て、ここがかつて恐竜たちが歩いていた大地だったのだと思うと、不思議な気持ちになりました。
歴史的な建物が並ぶスクレの街とは対照的に、恐竜博物館はこの土地が持つもう一つの「歴史」を静かに伝えています。

スクレは、白く美しい街並みだけでなく、恐竜の足跡が残る博物館のように、過去の記憶を静かに伝える街でもあります。 歴史と自然、そして人々の暮らしが重なり合うこの街は、訪れるたびに新しい発見を与えてくれます。
ぜひ、スクレに遊びに来てください!
文責 吉田 もも(2024年度3次隊/助産師/チュキサカ県スクレ市)
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