JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#07 「国際ボランティアデー」のイベントを行いました!

Hola, ¿cómo están? (こんにちは、みなさんお元気ですか?)

毎年125日は、国連によって定められた「国際ボランティアデー」です。

この日に合わせて、隊員が主体となってイベントを行いました。

各隊員の職種やできることに合わせて、「教育」「日本文化」「障害児・者支援」「環境教育」「栄養士」「保健体育」のブースを設けました。

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教育ブースでは、「50マス計算」「数の点つなぎ」「図形パズル」など、算数に関するアクティビティを行いました。

当日は子どもから大人まで、楽しみながら取り組む様子が見られました。

「算数が苦手」という人も多い方と思いますが、終始笑いの耐えない時間となり、少しでも算数の楽しさがボリビアの方々に伝わっていれば嬉しいです。

日本文化ブースは、折り紙と習字を通して日本文化を知ってもらう機会にしました。

折り紙は来場者の方に折り紙を折ってもらい、習字は来場者の方のお名前をカタカナで表記しお渡ししました。

普段ボリビアでは触れることのできない、日本文化を少しでも多くの方に感じていただけた機会になっていたら嬉しい限りです。

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障害児・者支援ブースでは、パラリンピックの競技紹介や車椅子・松葉杖の疑似体験、ボッチャ体験を行いました。

ボッチャは運動能力に障がいをもつ人に向けて考案され、現在では年齢・性別・障がいの有無に関わらず全ての人が共に競い合えるスポーツとして普及したもので、多くの来場者に楽しく体験していただくことができました。

環境教育ブースでは、「環境教育クイズ」「ボリビアでの活動紹介ビデオ」「好きな絵を描いて木を実らせよう」の3つの活動を準備しました。


クイズでは環境やボリビアに関する問題を用意し、高得点の解答者には、認定証と種子をプレゼントしました。

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栄養士ブースでは、4名の栄養士隊員で、「自分の体格を知ろう」というテーマで身長及び体重測定とBMI計算、健康的な食事の説明を行いました。

参加者には最後に黄色い紙に自分のBMIをマークしてもらいました。

私の任地サンタクルスでは過体重以上が半分を占めるのですが、消化器官に影響のある標高の高いラパスでの実施で、さらに若い参加者が多かったからか、普通体重が半分以上という結果で、任地との差に驚きました。

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保健体育ブースでは、学校教育や保健体育に携わる隊員でスポーツテストの一部を行いました。

握力や立ち幅跳びなど、自分の身体能力を知る一つのきっかけになればと思い実施しました。

当日は多くの方に来ていただけて、測定も楽しんでいただけたと思います。

当日は残念ながら突然の雨で2時間程度しか行うことができませんでしたが、来ていただいた方々に楽しみつつ私達の活動やJICAについて知ってもらうことができたイベントとなりました。

平島 将崇(2023年度1次隊/小学校教育/ラパス県ラパス市)

河内 華 (2023年度3次隊/コミュニティ開発/サンタクルス県オキナワ市)

伊藤 和輝(2023年度3次隊/障害児・者支援/サンタクルス県サンタクルス市)

中島 博 (2023年度3次隊/環境教育/コチャバンバ県コチャバンバ市)

松永 瑞希(2023年度3次隊/栄養士/サンタクルス県モンテロ市)

村山 潤 (2023年度4次隊/理学療法士/サンタクルス県オキナワ市)



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