JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#08 ブラジル国境近い町で農業について講演をしました!

Hola, ¿cómo están? (こんにちは、みなさんお元気ですか?)

私は普段ラパス県にあるNGOで、野菜栽培隊員として活動している白畑蓮太郎です。

さて、今回は業務出張のため、ベニ県のリベラルタという街に出向きました。ブラジルとの国境近くに位置し、緑豊かな自然とアマゾン川の支流がある事で知られています。

実はこのリベラルタという街は、戦前にペルーから移動してきた日本人達が、ボリビアで最初に入植した場所でもあります。現地には資料館もあり、当時入植された方々の写真などが飾られており、長い歴史を感じることができました。

この街では、アサイーなどのアマゾンのフルーツが盛んに栽培されています。私の目的は、リベラルタでの生産者に向けてプレゼンを行うことでした。生産者の生活を助けるヒントを提供すべく、ブランディングや六次産業などについて説明しました。


ボリビアでは少し前まで、数か月にわたり森林火災が猛威を振るっており、ここリベラルタでもその被害を受けています。今回の講演で熱烈な歓迎を受け、それだけ助けを必要としていることがよくわかりました。また機会があれば是非再訪し、助力できればと思います。

また今回、苗や実際の栽培現場を見せてもらうことが出来ました。草木が生い茂った森の奥深くに点在している畑や、見たことのない植物、昆虫などなど…自分が普段活動しているラパスとは気候が全く違い、非常に興味深い体験をさせて頂きました。

これからもボリビアの農業をより良いものにするために頑張っていきたいと思います。

それでは、またどこかで! ¡Hasta la vista! (さようなら!)

文責 白畑 蓮太郎(2023年度3次隊/野菜栽培/ラパス県ラパス市) 

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