2025/03/15 Sat
教員研修 活動
#16 幼少連携をテーマに、配属先で対面教員研修を行いました!@コチャバンバ県ティキパヤ市


Hola, ¿Cómo están? (こんにちは、みなさんお元気ですか?)
私は小学校教育隊員として、ティキパヤ市の小学校で活動しています。
この学校はボリビアのコチャバンバ県にあり、カトリック系の教育NGO運営の学園で、児童養護施設、幼稚園、小学校、中学校、高校、職業訓練校を併設しています。貧困や家庭環境が複雑な子どもたちに教育と支援を提供している学園が運営する小学校です。学力にばらつきがあるため基礎学力の底上げが課題となっています。
2024年の8月にボリビアに到着してから、早いもので半年が経ち、ボリビアでの生活にも慣れてきました。
着任後半年は、協力隊として一つの区切りの目安の時期になります。
活動を終えるまでの長期的な計画を立て、自分が配属先で何ができ、何をやりたいのか、固めていく時期だからです。私は、正直、まだどんなことができるのか具体的なイメージが湧いていませんでした。
そんな中、実施したのがこの対面教員研修です。
2023年1次隊の平島隊員が先頭に立って、ラパスでの研修に引き続き、自分の配属先でも研修を行うことができました。


【研修について】
・1回目のラパスでの研修では緊張で周りを見ることができず、ただただ原稿を読んでしまう状況でした。今回は2回目の研修ということ、活動先での研修ということで少しは楽しめたかなと感じました。対象の先生たちへの質問の仕方や、研修の進め方など1回目の反省を生かしつつ改善できたのではと思います。まだまだ反省点はありますが、次に繋げていきたいです。協力してくださったJICA事務所、平島隊員、藤田隊員にも感謝しています。


・今回の研修のタジェールの対象は私の活動先の幼稚園・小学校の先生方でした。聴講するだけではなく、熱心にメモをする先生方の様子も見られました。模擬授業でも生徒になりきり楽しそうに参加してくださいました。算数では実際に教材を使用しながらどのように指導していくかの説明後、その場で授業ではどのように導入していくかを検討する様子も見られました。
【今後の目標】
・今後は、今回の研修の内容を活かしながら授業運営、具体物の導入も行っていきたいと思います。100マス計算なども取り入れ、生徒たちの計算力向上に尽力していきたいです。
また、対面だけではなく、オンラインでの研修の実施や小学校教育隊員以外の他の分野の隊員とコラボした研修も行っていけたらと思います。
文責 久家 慶子(2024年度1次隊/小学校教育/コチャバンバ県ティキパヤ市)
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