JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#152 主菜ポテトサラダ!?ボリビア「子ども食堂」のご飯と課題【栄養士/長谷川】

こんにちは!ボリビアのサンタクルス県で栄養士隊員として活動している長谷川祐です。

私の活動先である児童福祉施設は「子ども食堂」と呼ばれ、経済的に苦しい家庭の子供たちのために昼食とおやつを提供しています。

昼食に加えて、午前と午後で2回もおやつをいただけるありがたい職場で、「Rico〜!おいしい!」と口にする一方、栄養面の課題が頭をよぎる毎日です。なので、ここではあえて栄養士目線で「う〜〜ん」と感じる食堂ご飯をいくつか紹介します。

写真②.jpg驚いたランキング1位: サルピコン

割いた鶏肉が入ること以外は日本のポテトサラダとほぼ同じもの。それがボリビアでは「メインのおかず」になります。写真の日は比較的お肉多めな当たりの日ではあるのですが、初めて食べたときは「これをご飯と食べるの!?」と衝撃を受けたし、今でも正直慣れません。米×芋×マヨネーズで見た目よりもヘビーなため、後半なかなか箸(スプーン)が進まない子供も多い料理・・・

写真③-1.png

おいしいけれど…な料理: マハディート

サンタクルス県の代表的なご飯料理で、食堂でも2週に1回は登場します。(数人の保護者に聞いたら家でも週3回位食べるとか)リゾットタイプとピラフタイプがあり、同じ週の月曜にリゾットタイプ、木曜にピラフタイプのマハディートが出たことも。美味しいけれど、常々感じるのが野菜とたんぱく質不足。日本の給食だと、こういう混ぜご飯にもいろいろな野菜を混ぜるのになぁ、ともったいなく感じてしまいます。

量に苦しむ子が多い: パスタ料理

パスタ系はボリビアで驚いた料理の一つで、茹でるのではなく、最初に油で揚げてから煮る調理法がポピュラーです。そのため膨張して時折すごい提供量になります(写真は自分用に少なめに盛りつけ)

現地に根付いた調理方法と理解しつつも、お米だけでなくパスタでもこんな油を使わなくても・・・と思ってしまいます。

写真⑤.jpg偉そうにこんなにダメ出ししてしまいましたが、こんな風にサラダがつく日も多くあります。私自身、ボリビアのお店ではなかなか出会えない生野菜が食べられることに感謝しています!

最後におやつについて。おやつは「牛乳×シリアル」や「味付き牛乳×ビスケット」といった甘いものが多く、カロリーも高め。

「朝も夜もちゃんと食べていない子供達が多いからカロリーをしっかり摂らせたい」という職員の方々の想いもあるのですが、それでも施設に通う子供たちの4割が肥満傾向にあるという現状。おやつのメニュー改善も必須だと思っています。

課題は多いですが、子供たちの栄養改善を目指して根気強く色々な方法を模索していきたいと思います。

文責 長谷川 祐(2025年度1次隊/栄養士/サンタクルス県モンテロ市)

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