JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#65 ボリビアの歴史を変える日!?【日本語教育/佐藤】

バトンリレー第43弾。日本語教育隊員の佐藤です。

ボリビア現大統領が任期満了することに伴い、2025年8月17日(日)、5年に一度の大統領選挙が行われました。
ここボリビアでは国民が直接、大統領選で投票できるので、国民の関心はとても高いです。



18才~70歳は投票が義務。選挙会場は一日中行列だそうです。

投票が“義務”で、投票しないと出国や銀行取引の制限、罰金などのペナルティを科されるそうです。それもあって、みんな投票に行くとか。

日本には「選挙の日は投票行って、外食すんだ~♪」という歌がありましたが、ボリビアでは選挙当日はレストランはお休みになります。

さらに、投票日の48時間前から、あらゆる場所で酒類の販売が禁止されるだけでなく、自宅やホテル内でも飲酒禁止という厳しいルールがあります。商店は営業禁止、バスも運行禁止。乗用車も特別に許可された車両しか通行できないので、いつもはうるさいくらい賑やかな通りが静まり返っていました。

候補者に〇をつけて投票。貴重な一票を投じる瞬間の写真を友人から入手しました。

今回の選挙では新大統領は決まらず、10月中旬の決選投票に持ち越しとなりました。大統領就任は11月中旬の予定。

新体制でボリビアは大きく変わる?のでしょうか。注目していきたいです。

文責 佐藤 かおり(2024年度3次隊/日本語教育/サンタクルス県サンタクルス市)

➡➡ 続いては野球隊員の八島さーん!

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