2026/04/27 Mon
オキナワ 移住地
#165 ボリビアに息づく沖縄の文化 ―移住地の成人式と沖縄角力大会―【小学校教育/阿波根】

こんにちは。
日系移住地のコロニアオキナワで活動している阿波根奈緒です。
私が活動しているコロニアオキナワは、戦後、沖縄から移住してきた人々によって築かれた地域です。
ここでは、日本や沖縄の文化や行事、言葉が今もなお大切に受け継がれています。
今回は、新年最初に行われた移住地の行事について紹介します。
■移住地の成人式
日本で成人の日を迎えた週、ここコロニアオキナワでも新成人を祝う成人式が行われました。
女性は、日本から持ち込まれ、長年大切に受け継がれてきた振袖に身を包み、男性はスーツを着て凛々しい姿で式に参加していました。
遠く離れたボリビアの地でありながら、日本と同じように人生の節目を大切に祝う姿に、地域の強い絆と温かさを感じました。
■沖縄角力大会(沖縄相撲)
成人式の後には、沖縄角力大会が開催されました。
沖縄角力は、沖縄に古くから伝わる伝統競技で、大相撲とは異なり、柔道着を着て互いの帯をつかんだ状態から試合が始まります。
当日は、小さな子どもから大人まで、そして男女問わず多くの人が参加し、会場は大いに盛り上がりました。
真剣勝負の中にも笑顔や声援があふれ、地域全体で行事を楽しんでいる様子がとても印象的でした。
■活動を通して感じたこと
日本や沖縄では、伝統文化や地域行事が少しずつ減少していると言われています。
しかしここコロニアオキナワでは、そうした文化が今も人々の手によって大切に守り継がれています。
それは行事だけでなく、沖縄の方言(ウチナーグチ)にも表れており、日本ではあまり耳にすることがなくなった言葉を、ここでは日常的に聞くことができます。
そこには、自分たちのルーツに誇りを持ち、文化を次の世代へつないでいこうとする強い思いがあると感じました。
これからも、こうした移住地ならではの魅力や文化の価値を、日々の活動の中で子どもたちと共有しながら、伝えていきたいと思います。
文責 阿波根 奈緒(2025年度1次隊/小学校教育/サンタクルス県オキナワ市)
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