JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#144 国際大会帯同レポ!【バドミントン/佐木川】

こんにちは!ボリビアのスクレ市でバドミントン隊員として活動している、佐木川瑠美です。

これまで何度かボリビア代表選手のコーチとして国際大会に帯同してきましたが、その中でも特に印象に残っているのが、20258月にパラグアイで行われたPanamerican大会です。今回はその大会について紹介したいと思います。

4年に一度の大きな大会ということもあり、会場の雰囲気はやっぱり特別でした!開会式ではボリビア選手団の一員として国旗を振りながらスタジアムを行進し、ちょっとしたオリンピック気分を味わえたのも良い思い出です。

バドミントンの引率者は私ひとりだったので、選手のサポートから準備、トラブル対応まで全部やる必要がありました。なかなかハードでしたが、その経験のおかげで前よりタフになった気がします。ちょっとやそっとのことではあまり動じなくなりましたね。

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試合は残念ながら全員が初戦敗退。技術やメンタル、私のサポートの仕方など、いろんな要素が重なっての結果だったと思っています。

ボリビアならではの難しさもありました。選手たちは普段、標高3000m近い空気の薄い地域で練習しているので、シャトル(羽)がよく飛ぶ環境に慣れています。一方、開催地のパラグアイは標高約50m。空気の密度が高く、同じ力で打ってもシャトルが伸びません。いつもの感覚で打つと距離が足りず、甘い球になってしまい、攻められる場面が増えてしまいました。標高が変わるとこんなにも違うんだ…と、改めて実感しました。

スペイン語でのコミュニケーションも簡単ではありませんでした。選手の気持ちを細かく理解できなかったり、伝えたいことがうまく言えなかったりで、語学力の足りなさにもどかしさを感じることが多かったです。

そんな中でも、「2026年までに国際大会で1勝する」という目標があります。

選手たちと一緒に追いかけている、大事な目標です。

その1勝に向けてまず意識しているのが、選手たちにバドミントンをより好きになってもらうことです。勝つためには厳しい練習も必要ですが、日本のように毎日ハードにやることや、苦しいことを乗り越えるのが当たり前という価値観はあまり根づいていません。そんな環境の中で、楽しいとか、もっとやりたいとか、強くなりたいという気持ちが育っていくことが、結果的に大きな力になっていく気がしています。

練習も、ただ追い込むだけではなく、楽しさの中に負荷を混ぜるように工夫しています。キツイけど前向きに取り組める時間をこれからもつくっていきたいです。

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ボリビアでの生活はいろいろなことがありますが、配属先のみんなのおかげで毎日とても充実しています。帰国するときには、ボリビアに来てよかった!と思えるように。そしてみんなにも、Rumiが来てくれてよかったと感じてもらえるように、これからも一歩ずつ頑張ります!

文責 佐木川 瑠美(2024年度2次隊/バドミントン/チュキサカ県スクレ市)

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