JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#28 ボリビアの音楽【環境教育/中島】

バトンリレー第7弾

こんにちは!ボリビア第3の都市コチャバンバ市の市役所にて環境教育隊員として活動している中島博です。

ボリビアに到着して14か月経ちました。私は同僚始めボリビア人とは主に音楽を通じた交流が多いです。

各地で行われる祭りに皆で行ったり、一緒に踊ったり、カラオケをしたりと様々です。

さて、ボリビアで流れている音楽と言えば他の中南米同様のいわゆるラテン音楽が一般的に流れています。

一方で大衆音楽とは別にボリビアではフォルクローレというアンデス山脈に根付いている民族音楽が日常的に至る所で聞こえてきます。そしてボリビア人も皆そのフォルクローレが大好きです。日本の方は「コンドルは飛んでいく」をイメージするかもしれませんが、それだけではありません。

Caporales(カポラレス), Tink(ティンク), Salay(サライ), Morelada(モレナダ), Diablada(ディアブラーダ), Cueca(クエカ)等と私が知っているだけでもこれだけあり、他にもたくさんの踊り・音楽のジャンルがあります。

人口約1100万人、200年の歴史にこれだけの音楽が確立されているのはそれほどに音楽が日常であることの証明の他ありません。

その中でも私はCaporalesとCuecaの団体に所属しています。

Caporalesは植民地時代のスペイン人監督官による踊りで派手な衣装に帽子や鞭を使ったアクロバティックな踊りです。

Cuecaは男女がハンカチを持ちながらペアで踊るダンスで2分弱の曲の中に男女の出会いから成就までが描かれた踊りとなっています。

どちらもボリビアでは人気の音楽で、これらを踊りこなせる事は尊敬に値します。

青年海外協力隊第五条

「共に暮らして心を通わせ、異文化において日本の姿を知り、実践の中で世界を理解する。そして未来に続く高い志をもって、あまねく人々と平和の道を歩む」

とあるように、現地の文化に触れ、現地の人々と心を通わせることが協力隊隊員の活動における重要なポイントであり醍醐味でもあります。

協力隊を目指されている方もそうでない方もこの世界日記を見ているということは、少なからず海外に興味がある方達かと思います。

私は異文化で出会ったのが音楽でしたが、皆さんは何に出会うでしょうか?

その目で異文化に触れて皆さんの何かを見つけてみてくださいね。

文責 中島 博(2023年度3次隊/環境教育/コチャバンバ県コチャバンバ市)

➡➡ 続きは同期の中庭さんにパスしま〜す

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