JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#62 これがボリビアだよ☆驚きの活動先事情2選【看護師/知念】

バトンリレー第40弾でーす!
毎日きらきらスペシャルがモットー、看護師隊員の知念萌花です★☆彡
(1枚目の写真は勤務中の誕生日会!コップの飲み物はコーラだよ。今じゃ普通になりました。)

私が活動する、ヘルマンウルキディ母子病院での驚いたこと2選を
皆さんにお伝えしていこうと思います~。

これがボリビアだよ☆その1

仕事中に食事の時間が2回!12時間勤務のときは3回(+おやつの時間)!

部署にもよりますが、朝ご飯を10時頃、昼食を1時頃に看護師と学生みんなで食べます。時々医者も。
当番制でみんなの分の軽食を購入したり、料理をしてきたり、形は様々(病院を抜け出してカフェに行くことも!!!!!)
料理するに至っては、大鍋で持参し病院にあるコンロで温め直して配膳。「食事はとことん美味しく食べる!」のこだわりがすごい。さすが美食の街。

知念_写真3.jpg

手術室で12時間勤務をしていたときは、おやつの時間がありました。だいたい夕方4時頃に。
朝食を食べ終えた直後に、昼食は何食べる?なんて話し合うこともザラ。頭が追いつかないわ。

グルメの街であるコチャバンバ県の人々はよくこんな事をいいます。
「お腹がいっぱいになったら心も幸せ」 私も同じ気持ち!
仕事中は学生に厳しい看護師さんも、食事中は冗談を言いながら皆よく笑っています。
学生、看護師、医者の垣根なく過ごせる秘密なのかもしれません。

知念_写真5.jpg

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これがボリビアだよ☆その2

お祭りがいっぱい。思いやりの心もいっぱい。
母の日、看護師の日、子宮頸がんの日等、その都度イベントが開かれます。催し物の多さにびっくり。
その中でも大仕事なのが、カナストン(canastón)というプレゼントの準備!看護師達が未開封の食品や日用品を集め(状況によっては買い出し!)、1つのギフトバスケットにします。カナストンはイベントの際に患者さんやママに、ゲームの景品として渡していきます。なぜカナストンを渡すのか聞いてみると、「ママたちの手助けのために」。

別日にも思いやりの心を感じるエピソードが。
新生児室には何処からか、かき集めた沢山の赤ちゃんの古着がおいてあります。通常は妊婦さんそれぞれが新生児の衣類を購入することになっています。しかし、なかなか全部新品で揃える事が難しい人たちがいます。そんな家族を看護師がみつけ、服が欲しいと言ったママには生まれてきた赤ちゃんにその服を着せて寄付をしています。

ドネーションの文化は日本でもありますが、病院内でこのような寄付の光景を見たのは初めてでした。

いろんなことが毎日起こるボリビア。もやもやすることもあるけれど
もっと素敵♡って思えることに目を向けて行きたいな。

文責 知念 萌花(2024年度2次隊/看護師/コチャバンバ県コチャバンバ市)

➡➡ NEXT 2024年度3次隊の皆さんのリレーが始まります♪

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