JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#74 ボリビアの日常で出会った「あたたかさ」【環境教育/中村】

バトンリレー第52弾!!

はじめまして!コチャバンバ県カピノタ市で環境教育隊員として活動している中村萌実です。
今回は私が任地に来て「素敵だな~」と感じた、3つの「あたたかさ」をご紹介します☺

1つ目:暖かい気候

ボリビアには日本のような四季がなく、雨季と乾季の2つの季節に分かれています。日本の8月は日中の気温が40度近い日もありますが、同時期のカピノタ市の日中は公園でお昼寝するのにちょうど良い心地よい暖かさ(標高が高い位置にあるので日焼けには注意ですが...)。そのため、昼休みになると広場のベンチは、おしゃべりを楽しむ人やお昼寝をする人でにぎわいます。

2つ目:温かい食べ物

国内でも「おいしいご飯が食べられる場所」として知られているコチャバンバ県。私の最近のマイブームは、いろいろな種類のスープを味わうことです。日本のスープとは少し違っていて、野菜とお肉、ハーブはもちろん、米もしくは麦が入っていて具だくさん。標高の高いボリビアでは朝晩の気温は冷え込みやすく、この温かいスープが体を芯から温めてくれます。

3つ目:温かみのある文化

ボリビアに来てまだ2か月ほどですが、ホストファミリーや同僚、地域の人との出会いがたくさんありました。驚くほどみんな親切な人で、「どこに行くの?行き方教えてあげるよ」「お腹すいてない?これ食べてこれ飲みな!」と異国から来た私を温かく迎えてくれます。乗り合いバスに乗るときは「Buenos días(おはようございます)」と乗客同士で自然に挨拶を交わし、食堂では自分が食べ終えて誰かのテーブルのそばを通るときに「Buen provecho(どうぞ召し上がれ)」と声をかける――。そんな日常のひとコマにも、この国の文化や人々の温かさが表れているように感じます。

文責 中村 萌実(2025年度1次隊/環境教育/コチャバンバ県カピノタ市)

➡➡ 次回はオキナワ移住地からお届け!

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