2026/03/31 Tue
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レタケン(Letlhakeng)での思い出の商品

Dumela!(こんにちは)
レタケン県(Letlhakeng District)でコミュニティ開発隊員として活動している、平石守です!
コミュニティ開発活動の一環として、ローカル商品の作製や販売などを行ってきました。
隊員が購入してくれたり、観光地のお土産屋さんで販売してもらったりと、多くの人々に支えてもらいつつも、住民の方々はとても頑張ってくれました。今回はこれまでの2年間を振り返り、いくつかの商品とその生産者さんを紹介したいと思います!
・レザーのキーチェーン

ディツェホワネ村(Ditshegwane village)に住んでいて、主にレザーの商品を作っているモアーツェ(Moatshe)。
彼女とは活動の初期に出会って、コンシューマーフェアと言われるボツワナ最大級の見本市でも彼女の商品を販売しました。キーチェーンだけでは無く、彼女の作るバッグや財布は他の人とは異なるクリエイティビティに富んだものです。いつも笑顔で、彼女が商品を作っている間に子供と一緒に遊んだのが懐かしいです。
・銅線バスケット

セリナーネ村(Serinane village)に住んでいるカヒーソ(Kagiso)。彼のカヒーソ(現地語で平和という意味)と言う名前は僕の現地名と同じで、とても親近感があります笑。
彼はパソコンなどで使われている銅線を上手に編み込み、バスケットやキーホルダーを作っています。銅線だけではなく、缶のフタを再利用した商品などもあり、物を大切に使うことをこちらが勉強させてもらいました。トカゲやキリン、象といった動物のキーホルダーの大きさや、それに使う色の配色についてのアドバイスを聞いてくれて、新しいものが出来る度に見せに来てくれました。商品作製のための材料不足で困ったりしていますが、同じ村の住民に対して自身のお土産商品づくりの手技を伝えたいという想いに溢れています。
・レテーシコースター

レタケン村(Letlhakeng village)に住んでいる、ケレホレーツェ(Kelegoletse)の商品。
ボツワナの伝統布であるレテーシ(ジャーマンプリントとも言う)を用いた様々な商品を作っています。
初めてコースターを作ってもらった時は、真っすぐな部分が斜めになったり、大きさもバラバラではありましたが、丁寧にアドバイスを聞いてくれて、少しずつ商品が良くなったり、新しいデザインに挑戦したりしてくれました。丸や正方形のデザイン、そして青・茶・緑・白といった色など。僕もお土産として沢山購入して日本に持って帰る予定です。
・ダチョウの卵を使った伝統的なアクセサリー(ネックレス、ブレスレット、イヤリング)

約100 km離れたカウドゥワネ村(Kaudwane village)に住んでいる2人の女性が作っています。ボツワナの先住民はダチョウの卵の殻を、服の装飾やアクセサリーとして利用していました。モレポロレ村(Molepolole village)で年に一度行われるディトゥバルバ(Dithubaruba)と言われるダンス・カルチャーイベントに去年参加しましたが、そこで伝統的なダンスを踊っている人たちも装飾としてダチョウの卵を利用していました。この記事の表紙の写真も、2人が作製した伝統的なスカートです。
アクセサリーの作製過程も面白いのでご紹介します。
- ダチョウの卵の殻を1 cm×1 cm程の大きさに砕きます。
- 一つ一つの破片の真ん中に、錐を使って穴をあけます。
- 卵の殻の破片を糸に通し、それらの側面を削り、中心に穴の開いた円形のビーズにします。この時は力を入れ過ぎるとビーズは割れてしまうので、丁寧に時間を掛けながら進めます。
- 出来上がったビーズをアクセサリー用の糸に通して完成です。
左の写真はビーズ作製前のダチョウの卵を持つカオロンツァ(Kaorontshwa)で、右の写真は作製過程2の卵の殻に穴をあけているアーサ(Asa)です。

ビーズの色は白だけではなく、茶、黒といったものもあるのですが、それは完成した白いビーズを油で炒る事で色を付けています。アクセサリーは大きさやデザインが均一では無かったりしましたが、何度も説明を重ね、色々な改善が活かされてよかったです。
今回、2年間を一緒に活動してきた人達を振り返ってみると、色々な事が思い出され嬉しくも別れが寂しいという気持ちになりました。お互い違う場所でそれぞれ頑張っていけたら良いなぁと思いますし、またいつか会えるのを楽しみにしています。
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