JICA海外協力隊の世界日記

ボツワナ便り

夫がボツワナにやってきた!

ドュメラン!

ボツワナの小学校に派遣されて1年5か月目になりました。障がい児・者支援の菅井です。

今回は、私の夫が日本から2度の乗り継ぎを経て、約30時間かけてボツワナまで来てくれたときのことをお伝えします。

夫は英語がまったく話せず、1人で海外旅行するのも初めて。数か月前から綿密に連絡を取り合って準備しましたが、不安は尽きません。出発1週間前に電話したとき、夫は「もう覚悟を決めた!」と言いました。覚悟って、何の覚悟?

カタール航空でドーハを経由し、ヨハネスブルグ空港へ。そしてハボロネ空港の到着口から夫が姿を現した瞬間、本当に安堵しました。

夫はドーハで乗り継ぎ便に遅れそうになり、空港スタッフにカートで運んでもらい、出発10分前にギリギリ搭乗できたこと。ヨハネスブルグ空港ではサンドイッチを食べようとした際、職員に「ここで食べてもいいか」と尋ねたら、なぜかサンドイッチを取られてしまったことなど、数々の珍事件を話してくれました。なぜ盗られるのか…?

ボツワナでの日々

到着2日目の2月28日。ニュースで「イラン攻撃が始まり、カタール航空が成田に引き返した」と知り、もし1日違っていたら夫は到着できなかったかもしれないと背筋が冷えました。帰国便はどうなるのかと不安になり、旅行会社に連絡しましたが状況は不明…。

それでも私たちは「せっかく来たのだから楽しもう」と決めました。

・ 朝はバードウォッチング

・日中はボツワナの食材を使った料理づくり

・夜は南半球の星空観察

夫は鳥の本を2冊も買い、双眼鏡で家の周りの鳥を観察。私も、身近にこんなに多くの種類の鳥がいることに初めて気づき、嬉しくなりました。 家庭菜園では、私が植えていたキュウリの苗に夫が棚を作ってくれました。

さらにカサネ旅行、勤務先や友人宅訪問、JICAボツワナ支所への訪問など、あっという間に時間が過ぎていきました。

帰国便もシンガポール航空に変更でき、担当の方々に心から感謝しました。

最終日のハプニング

帰国前日、夫が「スーツケースの鍵が閉まらない」と言い出しました。よく見ると壊された形跡が…。空港で受け取ってから7日以内でないと破損証明書はもらえないそうで、すでに期限切れ。幸い盗まれたものはなかったようです。

夫はボツワナで初めての経験をたくさん積み、元気に日本へ帰国しました。

私は毎日、不安と安堵の繰り返しでしたが、それ以上に楽しく、忘れられない時間になりました。 帰国する前、夫が「迷ったけど、思い切ってボツワナに来て良かった」と言ったのがとても印象的でした。

後日、海外旅行保険でスーツケースは修理できそうだと連絡があり、この旅もこれで本当に終わったと安堵しました。

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