2025/12/13 Sat
観光名所
「檻を超えて、感動の体験を」 動物の宝庫 Tuliへようこそ
Dumela!!
2024年1次隊 小学校教育の宮﨑梓です。
ボツワナでの任期も残り3ヶ月となり配属先の学校では、年度末の学期(term3)をおえて長期休みに入りました。
今回は、昨年の長期休みの間に私が訪問した場所で、ブログに登場していないTuliを紹介したいと思います。
Tuliは、ボツワナの北東部にあり、南アフリカとの国境沿いにある街です。
首都ハボロネからバスの直行便はなく、途中のパラぺ、ボボノンという街で乗り換えて、
マタタネジャンクションまでバスで向かいます。
ハボロネーパラぺ 約4時間 98プラ(バス)
パラぺーボボノン 約2時間 55プラ(バス)
ボボノンーマタタネ 約30分 20プラ(コンビ)
2024年12月時点での情報です。
注)その時の道路状態や渋滞によって、時間は変わります。
マタタネジャンクションまで行くと、宿の方がお迎えに来てくれます。
宿に向かう道中でも、シマウマやゾウが見られて、期待がどんどん膨らんでいきました。
宿の部屋は、ボツワナの有名なバスケットが飾られており、とても素敵な空間で彩られていました。
共有スペースもアフリカらしい置物があり、ここでお酒やジュースを飲みながらおしゃべりをするのも楽しかったです。

その後、部屋で少し休憩して、ナイトサファリへ。
昼とはまた違った動物たちの様子が見られて、とても新鮮でした。
夜で真っ暗で何も見えないのに、懐中電灯と車のライトだけで見つけてしまうガイドさんには驚くばかりでした。
1枚目 ぞうの後ろ姿
2枚目 何かわかりますか?
フクロウだそうです。岩と同化しているフクロウを、一瞬でどうやって見つけられるのか本当に謎ですし、脱帽です。


そのほかにも、インパラやジャッカルなどの可愛い草食動物も見られました。


宿に帰ってからは、用意してくれたdinnerを食べ、焚き火の前でカフェラテを飲みながらまったり。
初日からとても良い時間を過ごせました。


2日目は、早朝サファリへ。朝5時半起きです。
朝ごはんを食べて、いざ出陣!

↓この車にお世話になりました。

↓これは、サファリから帰ってきてからの昼食

朝ごはんを終えて車に乗りながら、ライオンを見たいという気持ちが心の中でいっぱいになりました。
しかし、なかなかライオンを見ることができずにいたのですが、
ガイドさん同士で無線で情報交換をしたり、足跡を見つけて探してくれたりと
とっても親切なガイドさんでした。
↓ライオンの足跡

そして、念願のライオンとついにご対面!!
しかも、オスライオン!!
やはり、百獣の王だけあって、迫力がすごい!!
ガイドさんから、大きな音を立てない・立ち上がらないの注意を受けて間近に接近。
こんな危険な動物を間近に見ることができて、日本では決して味わえない経験が、
色褪せることのないかけがえのない思い出となりました。



ライオンの登場に、無我夢中で写真を撮ってしまいました。
迫力があるのはもちろんでしたが、たまに木に体をすり寄せたり、あくびをしたり
伸びをしたりと、猫みたいな仕草も見せてくれて、とても可愛かったです。
途中で、おしっこをする仕草も見ることができ、
ライオンもおしっこの前と後で、ちゃんと穴を掘るんだと感動しました。笑
それはそれで、どこか愛らしかったです。
ライオンの他にも、よく見られたのはゾウでした。
右を見てもゾウ。左を見てもゾウ。
前も見てもゾウ。どこもかしこも、ゾウだゾウ笑
ゾウのオンパレードでした。
赤ちゃんゾウがお乳を吸っているところも見られてラッキーでした


これは、ロッジの目の前にある小さな池で、
水を求めて飲みにきている様子です。
運が良ければ、ご飯を食べながらこんな風景も見られるかもしれません。
ゾウやライオンの他にも、キリンやシマウマ、レオパード
オリックス、バッファロー、※1ライラックブレストローラー、ジャッカルなど
たくさんの動物を見ることができました。



また、2日目はクリスマスということもあり、野外に即興のレストランを作ってくれて、
キャンドルで灯した会場は、とても幻想的でした。
出てきたスープやビーフシチュー、デザートも美味しかったです。


カサネやマウンもいい場所ですが、ここTuliもおすすめの場所です。
日本では経験することのできない、動物達の生命の息吹を間近で感じてみませんか?
一歩、足を踏み入れば、そこはもう動物達の宝庫。
今までに見たことのないアフリカをここTuliで経験できるかもしれません^^
※1ライラックブレストローラー→アフリカのサバンナなどに生息し、全身に14色もの鮮やかな羽毛をもつ非常に美しい鳥のこと。
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