JICA海外協力隊の世界日記

ボツワナ便り

いつものボツワナランチ、Dijo

Dumelang!
ボツワナの首都・ハボロネに派遣されています、マーケティング隊員の藤井です。

皆さんは、普段お昼ごはんにどんなものを食べますか?
日本で働いていたときは、持参するお弁当が6割、コンビニごはんが4割でした。
ボツワナでもお弁当を持参することが多いですが、ふとしたときに食べたくなる、ボツワナの定番ランチをご紹介します!

ボツワナではテイクアウトのランチを「Dijo(ディジョ)」と呼びます。
Dijoは直訳すると「Food, Meal」を指し、日本語の感覚だとお昼ごはん、夜ごはんなどと同じ意味の「ごはん」に近いニュアンスです。

お昼が近くなると道端に多くのDijoやさんが店を出します。オフィスが集まるエリアやバスターミナルなど、人が多いエリアでは特によく見かけます。
私の配属先から歩いて数分のところにもDijoやさんがあり、今日は許可をもらって写真を撮ってきました。

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Dijoやさんでは、自分が好きな副菜と主菜、主食を指定して容器に入れてもらいます。
お店によってラインナップが違いますが、今日このお店では以下の選択肢がありました。

主食- パパ(とうもろこしの粉を練ったもの)、スタンパ(とうもろこしを茹でてクリームで煮たもの)、ライスディホベ(とうもろこしや豆を煮込んで粘り気を出したもの)

主菜- セスワ(牛肉をよく煮込み、細かく裂いたもの)、ブラァイ(タレに付けた牛肉を焼いたもの)、ビーフシチュー(日本でイメージするものとは違い、スパイスのきいたサラサラしたスープで煮る)

副菜- モロホ(ほうれん草のソテー)、コールスロービートルーツサラダチャカラカ(トマトや豆、野菜をスパイスで煮たもの)

ボツワナでは牛肉をよく食べます。お気づきかもしれませんが、今日の主菜の選択肢は全て牛肉でした。チキンがある日もあります。
特にボツワナ人からはブラァイが人気で、一緒に買いに行った同僚は二人ともブラァイを注文していました。ブラァイは注文が入ってから炭火で焼いてくれます。

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脂っこすぎず美味しいです。

そして今日私が注文したのはこちら!

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主食はディホベ、主菜はセスワです。副菜にモロホチャカラカを入れてもらいました。

ディホベはかなりお気に入りで、やわらかくなるまで煮たとうもろこしや豆がどこか懐かしいような感じがします。食感はマッシュポテトに近いのですが、味つけがかなりシンプルで、味が濃い主菜や副菜とよく合います。
余談ですが、このチャカラカが大好きで毎回頼んでいたらお店に行くたびに「チャカラカ??」と聞かれるようになりました。

このパックひとつで20プラ(約220円)です。
毎日のようにここでランチを買う人もいれば、節約のために週の半分ほどはランチを持参するという人もいます。


ボツワナの料理は非常にシンプルですが、煮る料理も多く、日本人でも親しみやすい味付けのものが多い気がします。
ボツワナの料理は何が好き?と聞かれることも多く、いつも食べるDijoの話をするとみんなとても喜んでくれます。
ボツワナにいる間に、いくつかレシピを覚えることが目標です!

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