JICA海外協力隊の世界日記

ボツワナ便り

週末は二ホンにいるの?~Botswana Kids からみた私~

Yaboー!
環境教育でレンツウェレタウ村(首都から1時間半)に派遣されている三浦です。
最近は雨の日が多く、肌寒い日が続いています。心なしか外で見かける人が少なくなり、静かな日々が続いています。

村に来て約半年が経ちました!
先日は庭の雑草を何とかしたいなぁと思い、近くにいたロバをお庭にいざない夕方まで草を食べていただくという、ボツワナ流 草刈り(私だけがそう呼んでいる ※2枚目の写真)を実現。
ここでしかできないスタイルを楽しんでいます。

今回はそんな生活を最も盛り上げてくれる、
ボツワナキッズとの日常を紹介したいと思います。

この村の人口は約5,000人ですが、小学生だけでも1,200人ほどいます。すごい人数!

好奇心旺盛な子が多く、どこを歩いていても「ハロ~!」と誰かしらが声をかけてくれます。
ゴム跳びをしたり、踊ったり、歌ったり、鬼ごっこをしたり、石を投げ飛ばしていたり。
特にダンスはとても上手で、腰の入った踊りは見ていて驚きます。
ボツワナ人のダンス好きは小さいころから育まれているのだなと感心しました。

最初は私を見ると泣いていたお向かいの赤ちゃんも、最近では笑顔を見せてくれるようになり、
自分が慣れてきただけでなく周りにも少しずつなじんできたのかなぁと月日の経過を感じています。

任地に来たばかりのころは、突然この村に住み始めた謎の外国人への好奇心は止まらず、毎日色んな質問をされました。

「どこから来たの?」「いつも何しているの?」「なんで肌の色が違うの?」「私たちと同じものを食べるの?」「何して遊ぶの?」「犬ってあなたの国にもいるの?」などなど…

あるとき、「二ホンまではどれくらいで着くの?」と聞かれ、「飛行機で24時間くらいかな~」と答えたら、「じゃぁ週末はいつも二ホンにいるの?」となんだか噛み合わない返しが。

どうやら平日は仕事をして、週末は家族に会いに日本に帰るのだと思われていました。

ボツワナ人は家族をとても大切にするため、週末は家族と過ごすためにそれぞれの地へ帰る単身赴任の職員も多く、私の周辺(公務員住宅地)もガラーンとしています。

ちなみに「1人で住んでいるよ。家族はボツワナに来ていないよ」と伝えると、とても驚かれます。


飛行機に乗ったこともない、ましてや二ホンとは?!な彼らにとって、私は相当不思議な存在なのだろうなぁと思った瞬間でした。

最近は「日本語を教えて!」「私の名前、日本語で書いてみて!」など、少しずつ何かが広がっているようでうれしいです。

先日、全校生徒の前で挨拶をした時は大半の生徒が既に私を知っていて、ちょっとした有名人気分に。
歩いているだけでも目立つので、まぁ当然ですね...

彼らにとって、何か記憶に残る活動ができればと思っています。

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