JICA海外協力隊の世界日記

カンボジア便り

តោះរាំជាមួយគ្នា さぁ、一緒に踊ろう

ជម្រាបសួរ!

はじめまして。私は、クラチェ州小学校教員養成校附属アヌワット小学校で活動しています。授業を通して、子どもたちや先生方に体育や音楽・図工の楽しさを感じてもらえるよう取り組んでいます。

クラチェは、メコン川沿いの穏やかで小さな街です。ゆったりとした時間が流れ、ここに住む人々もとても温かく、道ですれ違うと、にこっと笑顔を向けてくれます。

今回は、そんな私の任地で出会ったカンボジアの踊りについて紹介したいと思います!

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「いつでも、だれでも踊れる」

カンボジアの人々にとって、踊りはとても身近なものだと感じます。

小学校の始業式や終業式では、子どもたちがクメールの踊りを披露します。クメール音楽の独特のリズムやステップ、そしてしなやかな腕や手先の動きがとても印象的でした。手指の柔軟性は、幼い頃から鍛えられているそうで、その美しさの裏には、日々の積み重ねがあることを知りました。

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結婚式や年末行事など、お祝いごとや楽しい場では多くの人が集まります。食事を楽しんだ後、花や果物が飾られたテーブルを囲んで自然と踊りが始まります。歌手やバンドの生演奏が入ることもあります。私も先生に手を引かれ、一緒に輪に加わって踊りました。

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ここでは、大人も子どもも、知っている人も、知らない人も関係なく、一緒になって踊ります。私は、この雰囲気がとても好きです。

一緒に踊って、楽しい時間を共有できることが嬉しいからです。

そこには自然と生まれる一体感があります。

*踊りに込められた意味

手の動きはハスの花の成長の段階を表していると、学生が教えてくれました。

種子から芽が伸び、葉が広がり、花が咲き、実がなり、やがて枯れ、そしてまた新しい命が生まれる—

これは、仏教の教えに由来しており、人の一生にもたとえられているそうです。

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こうした意味を知ってから踊ると、同じ動きでも見え方が変わり、文化への理解がより深まったように感じました。

クメールの踊りを一緒に踊ることは、私にとってカンボジアの人々との交流の輪を広げるきっかけにもなっています。

今後も相手の文化を知り、私自身や日本のことを知ってもらいながら、活動を続けていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2025年度1次隊 小学校教育 阪上瑞穂

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