JICA海外協力隊の世界日記

カンボジア便り

カンボジア食紀行

こんにちは。JICAカンボジア事務所の外山です。農業分野のJICA事業を担当しています。

私たちの日々の食事は、コメ・野菜・肉・魚などを作る農業によって支えられています。カンボジアの農業はコメ作りが主で、白米にピッタリな味付けのカンボジア料理が多く、私たち日本人にも合う味付けで、ごはんが進みます。

カンボジアの人たちは、トンレサップ湖やメコン流域の河川で育まれる、淡水魚や淡水エビが大好き。炭火で焼いたり、油で揚げたり、スープの具にしたり、発酵させて調味料にしたりと、調理方法は多種多様です。炭火焼き.JPG

中でも、「オニテナガエビ」という大ぶりの淡水エビは、結婚パーティーの御馳走に出てくる、日本の伊勢海老のような高級食材。とっても美味しいです。オニテナガエビ料理.jpg

カンボジア南部のタケオ州やプレイベン州が「オニテナガエビ」の産地として有名で、12月から1月ごろが水揚げシーズンです。でも、獲って食べてばかりでは数が減っていってしまうので、カンボジア政府は、養殖場で育てた赤ちゃんエビを河川や湖に放流する活動をしています。オニテナガエビ.jpg

写真は、今年8月のタケオ州アンコールボレイ郡での放流イベントの様子です。オニテナガエビ放流.jpg

放流前の赤ちゃんエビ。5ミリぐらいの大きさです。オニテナガエビ赤ちゃん.jpg

たくさん大きく育ってね!

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