JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア共和国便り

#7 日本をコロンビアへ発信【青少年活動/伏見新之介】

 こんにちは。ボゴタに青少年活動で派遣されている伏見新之介です。今回は配属先を紹介します。

 配属先はロスアンデス大学日本センターです。ここは日本の文化・伝統・経済・学問・歴史などをコロンビアに紹介する発信基地で、2018年に日・コロンビア修好110周年を記念して開設されました。
 
 日本センターでは、さまざまなクラブやイベント、展示会が行われています。読書クラブ、絵画クラブ、折り紙クラブのほか、剣道クラブ、居合道クラブ、日本語会話クラブ、日本映画の上映など、多様な形で人々が交流する機会を提供しています。また、日本を研究する研究者がコロンビア各地や日本から訪れ、講演会を開くこともあります。大学生から一般市民まで、幅広い人々が集い、コロンビアと日本が出会う場になっています。

 派遣開始から9か月がたちましたが、いまだに驚かされることがあります。それは、彼らの日本に関する知識や興味の幅と深さです。彼らから「日本」について教わったことは数知れません。日本で普通に生活していたら出会わないであろう漢字とその使い方、人生で一度も手に取ったことのなかった日本文化人の著書(西田幾多郎、川端康成、三島由紀夫など)、さらには、茶道や金継ぎといった、日本が誇る精神性を体現する文化にも触れています。日本にいた頃の自分は、自文化に対するアンテナが一本も立っていなかったのだと気づかされる日々です。

 私は日本語・日本文化インストラクターとして、日本語会話クラブの指導や文化ワークショップを担当しています。日本を紹介する立場でありながら、コロンビアという地で日本の歴史や文化を学び直しています。日本を紹介しに来たはずが、まさか地球の反対側にある南米大陸の一国で、日本について学ぶことになるとは。不思議で有意義な体験をさせてもらっています。2024年度3次隊 コロンビア 青少年活動 伏見新之介

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