2026/06/04 Thu
観光
快適列車で第二の都市アリサビエへ(乗り方How to)

こんにちは。ジブチ隊員のなおです。
普段、私たち隊員の主な交通手段といえばバスやトゥクトゥク(三輪タクシー)なのですが、実はジブチにも鉄道が走っているんです!ご存知でしたか?列車はジブチからお隣のエチオピアまで繋がっています。
先日、この電車を利用して、ジブチ第二の都市である「アリサビエ」へ日帰り遠足に行ってきました。今回は、これからジブチにやってくる後輩隊員や、レアなジブチ旅行者の方に向けて、「ジブチの電車の乗り方」を体験記とともにお届けします。(2026年5月時点の情報です)
ステップ1: チケット購入
ジブチの列車旅は、乗る前の準備からちょっとしたハードルが待ち受けています。というのも、チケットは当日に駅で買うことができず、必ず公式サイト(https://bookingedr.et/fr)からの事前予約が必要だからです。しかも、電車は1日に1本、一方通行のみ。ジブチ発は偶数日しか出ていません。
さらに厄介なのが支払いです。決済はオンライン限定なのですが、クレジットカードが使えないという落とし穴があります。現地の「CAC Bank」のアカウントを使って支払うか(別途CAC walletの設定が必要)、そうでない場合は、口座を持っている人に代理で支払ってもらうのが一番の近道かと思います。無事に購入できたら、当日のために完了画面をスクリーンショットで保存しておくのを忘れないでくださいね。
ちなみに、購入ページでは座席指定ができますが、指定は不要です。(理由は後ほど分かります)
ステップ2: 乗車日当日
列車が出発するのは朝の8:00ですが、セキュリティーチェックがあるため、7:00過ぎにはナガッド駅に到着しておくのがおすすめです。
駅構内に入る際と、列車に乗り込む直前の計2回、パスポートとスマホのチケット画面を確認されます。ここで一つ、大切な注意点があります。駅構内で係員らしき人に「到着までパスポートを預からせて」と言われることがありますが、これは絶対に渡してはいけません。トラブルを避けるためにも、必ず自分の手元に持っておいてください。
チェックを終えていよいよ車内へ。列車は3両編成で、行き先ごとに車両は指定されているのですが、いざ中に入ると座席はなんと完全な自由席。ここで「あ、ネット予約の座席指定は意味がなかったんだな」と察することになります。良い席を確保するためにも、やはり早めに駅に着いておくのが正解です。
8:00、普段は時間通りに事が進まないジブチですが、なんと定刻通りに出発です。車内は冷房がしっかり効いていて、外の暑さを忘れるほどクリーンで快適です。
ジブチからアリサビエまでは約1時間の旅。世界の車窓から、のような少し異国情緒のある景色を眺めていると、あっという間に9:00、これまた定刻通りにアリサビエ駅に到着しました。

ステップ3: アリサビエでの過ごし方、ジブチ市への帰路
到着したアリサビエ駅から街の中心部までは、歩くと30分以上かかる少し離れた場所にあります。ただ、駅前には「タタ」と呼ばれる小型の乗り合い車両が停車しているので心配いりません。1人300フラン(約270円)ほど払えば、中心部まで連れて行ってくれます。
もし現地で休憩するなら、ジブチ行きのバス停の近くにある「Hotel Le Palmaraie」というホテルがおすすめです。アリサビエで一番と言われるホテルで、美味しいご飯を食べてひと休憩できます。(トイレも清潔です)
楽しい遠足を終え、帰りはバスを利用してジブチ市内へと戻ります。ジブチのローカルバスには決まった時刻表がなく、「人が集まったら随時出発する」という、のんびりしたシステムです。運賃は片道600フラン(約540円)で、ジブチ市内までは3時間弱の道のり。車で行くよりも時間がかかるのは、道中に数箇所ある検問でその都度ストップするためです。
朝に電車で出発すれば、現地でお昼ご飯を食べてのんびり過ごしても、夕方にはちゃんと日帰りで帰ってこられるアリサビエの旅。1日片道1本しかないちょっぴり特別な列車体験ですが、ジブチの新しい一面に出会えるおすすめのルートです。
ご興味のある方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
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