2025/01/21 Tue
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理科教育/ドミニカ共和国JOCV40周年記念ロゴに採用されました!
こんにちは、Sayiです。
2025年はJICA海外協力隊 派遣開始から60年なんですね。
1965年に、ラオス・カンボジア・マレーシア・フィリピン・ケニアの5か国に29名※を派遣したところから始まったJICA海外協力隊は、2025年で60周年を迎えたそうです。
合わせて私が派遣されているドミニカ共和国も、2025年はドミニ
これも何かの縁ということで、ロゴ作成の公募があり、参加させてもらいました。
その結果、なんと採用してもらうことがきました。
なので今日はそんなロゴと私の大好きなドミニカ共和国を少し紹介したいと思います。
嬉しい限りです。本当に。
さて、タイトル画像と上の画像が今回採用されたロゴになります。
見覚えがある方はいますか?日本では馴染みがないかもしれませんがこれはドミニカ共和国を初め、カリブ海周辺でよく遊ばれる「ドミノ」というボードゲームからインスピレーションを受けました。
ロゴを考え始めるときに、まずドミニカ共和国といえば、を考えたんです。
バチャータ・メレンゲ、海、コーヒー、国旗、チョコレート、バナナ、ラリマー、ドミノ、ラム酒、タバコ……。
こんなのを使えたらいいよなって。
ドミニカ共和国に来て知ったことがあるんです。
みなさんドミノピザのロゴ、見たことあります?
ドミノなのにサイコロ……。
なぜなのか。
日本にいた時、私は「ドミノ」というドミノ倒しではないドミノ遊びを知らなかったのです。
今ならわかります、ドミノピザのドミノはこのボードゲームだと。
(本当かどうかは知りませんが、きっとそうだと思っています。)
ドミニカ共和国では、老若男女問わずこのボードゲームをします。
同じ数字同士を繋げていきながら遊びます。いち早く自分の手札をなくした人が勝ちです。
同じ組み合わせの札は一枚もないので、いつどの札を出すのか自分の手札と相談しながら出します。
4人で行うのが基本で、4人で行うときは基本的に向かいの人と同じチームで、2対2の頭脳戦になります。
負けた人たちの数字を全て足して、点数化していきます。この点数が一定の数たまると負けになります。
算数は苦手、でもドミノの計算はびっくりするぐらい早い、そんな人にもたくさん出会いました。
同じ足し算なのに、ドミノの絵にするだけで計算速度が爆上がりします。
コルマド(コンビニ的なお店)の店先、レストランの中、学校やお家、旅行先まで、どこにでもあります。
スマホゲームにもあるようで、スマホでしている人もいます。
それくらい(どれくらい?笑)国民的遊びなのです。
そしてドミニカ共和国の人とこれで遊んでいた時、ふと思うのです。
1って日本の国旗にできるよな。
5ってドミニカ共和国の国旗にできるよな。
こうして最初の原案が出来上がりました。
VCさんに提出すると、いろんなバージョンが見たいと、さまざまな色や緑なし版など改良をして再提出しました。
初めはただの赤、青だったものを、国旗の色を忠実に設定したり、
緑をなしにして4・1にしたりすることで40周年、41年目を一緒に表現できるなど、
最初の案よりより40周年に近づいた気がします。
ドミニカ共和国に根付くドミノ愛、いい感じにロゴにできたのではないかと思っています。
そして、作る中で、ドミニカ共和国愛も格段に高まりました。
40年もの間、たくさんの先輩隊員さんが築き上げてきた信頼を、私も引き継げるよう残りの任期もがんばります。
これがさまざまなグッズや書類、メールを彩ることができること、嬉しく思います。
いろんな人に愛されるロゴになりますように。
隊員活動だけでなく、このような活動でも、活躍できる場を本当にありがとうございました。
では、Nos vemos.
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