2025/08/08 Fri
文化 生活
小学校教育/ドミニカ共和国の食卓ーカンポ(田舎)編ー


首都や第二の都市サンティアゴには高層マンションや大きなショッピングセンターがそびえたつ一方で、田舎の方には素朴な作りでできた家や広大な農場が広がっていて都会とは異なる暮らしがあります。今回はそんなドミニカ共和国のカンポ(田舎)の様子を紹介します。
カンポご飯
この日は到着してすぐに白ご飯、レンズマメの煮込み、燻製の豚肉、Mondongo(モンドンゴ:豚の内臓の煮込み)を振舞ってくれました。
このお家は農場で豚を飼っているので豚肉をさばいて食べます。そのため豚肉がメニューにある日は大抵モンドンゴも一緒に出してくれます。丸太の上に板を乗せて、そこで豚をさばきます。
カンポでお料理をするときは石炭や薪を使います。モダンなガスコンロよりも日常的に使われます。
この日は熱した炭の上で、大きなお鍋いっぱいにMaíz Caquiao (とうもろこしを牛乳やコンデンスミルクと煮て砂糖やレーズンを加えたもの)を作ってくれていました。すごく甘いのですがとうもろこしがほくほくしているのがおいしく、一家団欒にぴったりのおやつです。
生アーモンドも木からとって食べました。
カンポの台所
台所があるのは家の外です。タンクに貯めた水で洗いものをします。日中は特に石炭でお料理をするとすごく暑くなります。
このお家のすぐ近くには彼らの息子夫婦や、弟夫婦も住んでいます。台所や食卓が外にあるため、家族がより集いやすい空間になっています。
食事のあとは、集まってきた友人のおじさんおばさん、おじいさんとドミノをして遊びました。
最初の頃よりは勝つ頻度が上がりましたが、やっぱりまだまだドミニカ共和国人のように戦うことはできません。気が付いたら負けていて、気が付いたら勝っています。
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