JICA海外協力隊の世界日記

エクアドル便り

No. 24 キトから1時間。絶景・美食・癒やしの村へ

みなさま こんにちは! コミュニティ開発隊員の山口です。
キトから北へ100Kmほどのイバラ市に住んでいます。

配属先はインバブラ県庁ジオパーク課ですが、元の案件は観光課に配属予定でした。席に着いて初めて今いる場所がジオパーク課、という事実を知ったときの衝撃は忘れられません。笑
そんなこんなでジオパークの話は難しいので端折らせていただき、活動先のPRをさせてください!

その名も
”サンラファエル・デ・ラ・ラグーナ -San Rafael de la laguna-”村。

2024年にUNベストツーリズムビレッジに登録された、エクアドル国内でもホットな観光地なんです! ベストツーリズムビレッジとは、観光によって地域の自然・文化・伝統を守り、持続可能な発展を目指す人口1万5千人以下の小さな村を認定・表彰する制度で、日本からは白川郷(岐阜県)などが認定されています。

このサンラファエル村、土曜市で有名なオタバロ市内にあり、市場からはバスで20分、キトからバスで1時間半とアクセスも抜群です。
ここがまた、癒やしと絶景の宝庫!特徴としては、

・サン・パブロ湖で遊覧船に乗れる&インバブラ火山の雄大な景色にうっとり!

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・自分で釣った魚でランチやオシャレ絶景カフェで食も楽しめる!
※釣れるまでお昼ごはんはお預けです。。。けどご安心ください。オーナーの娘ちゃんにお願いすれば、ものの数分で釣り上げてくれます。

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・そしてフリターダ(揚げ豚料理)がとにかく安くて美味しい!

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・ロッジから眺める景色・夜景はとにかく圧巻。朝焼けも美しい。。。

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のです!
恐らくエクアドルに来る方の多くがオタバロの市場へ寄ってキトへ戻られると思いますが、市場だけでは勿体ない!市場へ向かう道中には、こんなにも魅力あふれる村があるということを知っていただきたく――今、こうしてこの文章を書いています。

活動内容としては、地域の事業者向けにSNS講習会を開いたり、個別訪問して細かくSNSに関する助言を行ったり、更にこの地域の各事業者情報をGoogleMapに登録したので、迷わず辿り着けます。また、観光パンフレットの作成や村役場HPの観光情報も発信しています。

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週末も写真撮影含め一人で村内を歩くことも多いのですがとにかく現地の方たちが優しく、通りすがるたびに声を掛けてくれてとても居心地の良い、そして治安の良い村です。
また、この地域は人口の半数以上がインディヘナ(先住民)のため、村内を歩けば伝統的な衣装を身にまとい、キチュア語を話す方を多く見かけると思います。(フリターダのレストランも、ほぼ皆さん先住民の方で、なんとこの服装で調理等しています)

まだまだ観光地としては「これから」な地域ですが、だからこそやりがいも多く、現地の人達へはもちろん、国外の人達にこの魅力が届くよう、今後も活動していきたいです。

首都キトから約1時間で味わえる絶景&癒やし旅、ぜひ遊びにおいでください〜♪♪

↓村役場HPには各事業者などの情報も掲載していますので、ぜひご覧ください。↓ (日本語訳も入ってます)
https://sanrafaeldelalaguna.gob.ec/atractivos-turisticos/

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