JICA海外協力隊の世界日記

エクアドル便り

No.16 赤道下のコスタで、私が気に入った植物たちについて

みなさんこんにちは、JICA海外協力隊の前野恒雄です。エクアドルの海岸沿いにある、マナビ県マンタ市役所で、野菜栽培隊員として、市民に対し野菜栽培の栽培指導を行っています。趣味は、釣りです。こちらに来てからも、週末の休日を利用して、見たことのない魚を釣り上げています。また、毎晩の晩酌も欠かしません。

さて、そんな私が選びたかったテーマは、赤道下のコスタで、私が気に入った植物たちです。職種が野菜栽培なので、普段から植物に関わる機会が多いのですが、それよりも日本とはまるで違う気候条件の中で育つ植物との出会いの中で、気に入った順を1位から3位まで簡単に、ご紹介させていただきたいと思います。

第一位 ヤシの実

画像2.png 画像3.jpg

こちらでは、COCOと呼ばれ、お店では実の上部をカットして、ストローで飲みます。冷やされた状態で出され、一個150円くらいです。飲み干した後、中の果肉も袋に入れてくれます。500mlのペットボトルに入れた状態でも、販売されています。ただし冷えていないと、美味しくありません。そして、一位になった一番の理由がこの写真です。

画像4.jpg


この中はCOCOとAGUARDIENTE(サトウキビが原料の地元の伝統焼酎)で構成されています。この状態だと、常温でも、冷やしても美味しく飲めます。COCO割といったとこでしょうか。

第二位 モリンガ

画像5.jpg画像6.jpg画像7.jpg

写真は、モリンガの苗木です。こちらでは、お茶や、粉末としてお店で売られています。実際育てていて、今2m位になって摘んでお茶にしています。私が気に入ったのは、疲れが取れるという点です。毎日、熱中症に気を付けながらの作業で、疲れが溜まる中、私を支えてくれています。袋の表紙には、代謝や免疫力をあげる、筋力強化、疲労や倦怠感の軽減みたいなことが書かれています。日本に帰っても、飲み続けたいくらい気に入ってます。

第三位 Limón(レモン)

画像8.jpg 画像9.jpg

レモンに見えませんが、こちらではレモンと呼ばれています。どうみても、スダチかカボスにしか見えません。外国産なので、ライムの仲間位にしときましょう。気に入ったのは、ジュースが美味しいです!汗をかいた後の一杯が、最高です。それと、海近くなので魚料理が多いのですが、料理に付いていることも多いです。私はよく、刺身にレモンを添えたりして食べています。

以上、赤道下のコスタで私が気に入った植物たちを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?コスタは温暖な気候のため、果物の種類もたくさんあるのですが、それ以上にこれら3植物は、私にとって貴重なものとなっています。いつか、エクアドルを訪れた際は、マンタ市にお越しください。お勧めは、魚市場で手に入る新鮮なマグロの刺身です。その他にもたくさんの魚介類があります。海鮮好きな方には、たまらないでしょう!レストランも幾らでもあります。そして、マンタの人達もきっと暖かく、歓迎してくれることでしょう。

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します