JICA海外協力隊の世界日記

エクアドル便り

No.3 エクアドルの素晴らしい山々

みなさん、こんにちは。エクアドルの首都キト市で障害児・者支援の活動をしている坂井陽一と申します。 私の住むキト市の標高は、2850m、ちょうど富士山の七合目(約2700m)から八合目にあたります。そこで今回の世界日記では、「エクアドルの素晴らしい山々」をテーマ別に、ご紹介していこうと思います。

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テーマⅠ:『登ることを楽しむ山』

最初の写真と上記左の写真は、キト市内から登ることのできるグアグア・ピチンチャ山(4780m)。車で4300mまで登り、そこから歩きます。山頂からはキト市内が一望でき、素晴らしい景色です。またこの山は、二つの山頂を持ち、もう一方のルク・ピチンチャ山は、途中4000mまでロープウエイで登ることができます。

写真右は、キト市から南200kmに位置するチンボラソ山(6268m)。この山は、標高5000m付近より雪山へと姿を変えますので、私たち協力隊員は、そこまでの登山となります。しかし、そこまでの登山道は、とても整備されていているので、高度に順応しながらゆっくりゆっくりと登っていきます。

テーマⅡ:『歩くこと、走ることを楽しむ山』

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仲間と一緒に、会話を楽しみながら、景色を楽しみながら、休憩で美味しいものを食べながらの山歩き・ハイキングは、普段の生活をリフレッシュさせてくれる、とても有意義な時間となります。写真左は、前回の世界日記、「コタカチの素敵な自然と伝統文化」で紹介された、クイコチャ湖を囲む山々でのハイキングの様子です。

写真右は、トレイルランニング。自然のなかを駆け抜けていく感覚は、ちょっとした冒険のようです。また、レースとしての大会もありますので、競技的な要素を楽しむこともできます。このような3000m級の山は、エクアドルの山岳地帯(シエラ)には、たくさんあります。

テーマⅢ:『陸上競技、トレーニングとしての山』

最後のテーマは、私の協力隊員としての活動になります。私は、知的障害者スポーツ連盟で、日々、スポーツ活動の支援をしています。色々な練習を行いますが、やはり足腰を鍛えるのは山、坂道トレーニングです。標高2800mの場所で、距離1200mの登坂走の繰り返しは、かなりハードですが、私も選手たちと一緒に楽しく頑張って走っています。

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