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表紙のグルメ：

左上から右に
オルナード(Hornado：豚肉のオーブン焼き料理)
ヤグアルロクロ(Yaguarlocro：牛の内臓とジャガイモを煮込んだスープ)
モテ・コン・チチャロン(Mote con chicharrón：すりつぶしたトウモロコシと揚げた豚肉料理)

左下から右に
ジャピンガチョ(Llapingacho：ジャガイモを鉄板焼きし、付け合わせのアボカド、ソーセージ、目玉焼きを乗せた料理)
マイト(Maito：淡水魚の下にビジャオという植物の葉を敷いた料理)
カルド・デ・トレインタイウノ(Caldo de 31：牛の内臓にニンニクやパクチーを添えた料理)

Hola! 皆さんこんにちは！
この世界日記を開いてくださりありがとうございます。
私が派遣されている国、南米エクアドルには、伝統料理、ちょっと変わった食べ物、スイーツなどがあり、皆さんもきっと美味しいエクアドルグルメに出会えるはずです。
私はエクアドル、チンボラソ県リオバンバ市の環境教育ボランティア、覚張瑞穂（がくはりみずほ）と申します。市で大量に排出される生ごみの有効活用を目指し、生ごみコンポストに関する活動を行っています。
そんな私、エクアドルグルメにすっかり魅了されまして、何でも食べる言わば「人間コンポスト」をやっております。現地の方から「彼女は全部食べる」とよく言われます。光栄です。
皆さんに、私が魅了されたエクアドルグルメを紹介させてください！

まずはこちら、セビチェ・デ・チョチョス（Ceviche de chochos）

チョチョスという豆をレモン果汁や紫玉ねぎ、トマト、パクチーと和えて作る、ヘルシーな伝統料理です。ここに鶏ささみや、下処理されコリっとした食感の豚の皮、豚耳なども加えられます。写真のポップコーンやバナナチップスも、お好みでここに入れて一緒に食べます。アンデス地方で親しまれている豆のセビチェで、私の街リオバンバを代表するグルメの一つでもあります。

伝統料理の次は（虫が苦手な方はご注意ください…）チョンタクロ（Chontacuro）

アマゾン地域で伝統的に食べられている大きな幼虫です。たんぱく質が豊富で炭火焼きにすると外はカリッと、中はジューシーで、私は日本の焼き鳥の皮を想像しました。見た目にはドキッとしますが美味しいです。

虫料理に興味が沸いた方もそうでない方も、お次はスイーツ、エスプミージャ（Espumilla）

卵白に砂糖とフルーツのピューレを混ぜ、ふわふわのメレンゲ状にしたデザートです。アイスクリームと見間違えますが冷たくはなく、屋台や市場でよく売られています。この甘酸っぱくて軽い食感が私は大好きですが、かなり甘いです。

まだまだ紹介したいのですが、締めの一品として、エンセボジャード（Encebollado）

カツオ等の魚を煮込み、たっぷりの紫玉ねぎ、キャッサバ、レモンや香草を合わせたさっぱり＆旨味満点のエクアドルを代表する魚のスープ料理です。“二日酔いに効くスープ”としても知られています。私の同僚は海外在住中、このエンセボジャードが恋しかったと話していました。
大好きなエクアドル料理や文化、街並み、そして人々を懐かしく思う日が私にもきっと来るのだろうと思いつつ、今はロハ県産の美味しいコーヒーをいただいております。エクアドルはコーヒーも絶品ですよ！

美味しい食事をパワーに替えて、健康に残りの任期を全うしたいです。
ガラパゴス諸島はもちろんですが、グルメも魅力的なエクアドルにぜひ来てみませんか♪