JICA海外協力隊の世界日記

フィジー便り

理学療法士隊員・古谷優衣 / ネガティブな今日この瞬間

こんにちは。理学療法士隊員の古谷優衣です。

はじめに…

私達協力隊は日本にいる友達や家族から、「楽しんでるね」という言葉をよく言ってもらいます。

確かに日本ではできない経験をすることも多く、刺激的な毎日です。

しかし、同時に実は日本にいる時よりも悲しみや苦しみ、怒りを感じる瞬間も多いと感じています。

今日はそういった陰の部分を少し出してみようと思います。

※今回はありのままを残してみたくなりました。いつもより文章が読みにくい部分があると思いますが興味のある方は読んでみてください。

2025.8.1

今、丁度小さなことが積み重なりとても負の感情に陥っているので、こういうときもあるよ、ということを記しておくために今の気持ちを書いておこうと思う。

私は2年間で日本に戻る存在。
そして違う部署の人とはあまり話さないこともある。
だからなのか、部署内では存在感はあるとおもっているし、同僚達とは仲間になれていると思っているけど、この職場できっと一番忘れられやすい・抜け落ちやすい存在なんだろうな、とよく思う。これは、私が従業員でないただのボランティアであることも大きな要因だとは思う。だからこそ、従業員の名簿リストには私の名前は無いんだろうし、それに気がついた人がいてくれた場合のみ私の名前を手書きで書いてくれるときもある。けれどやっぱり忘れられてしまって私の分だけ無いことや、私だけ何かをする資格がもらえないといった事態に時折遭遇する。
そしてそういった時、半分だけ知らされて半分は私の居ない場所や目の前にいても分からない言葉で他の同僚同士で解決されてしまう。(この国は英語以外にも大きく二つの言葉がよく話されている)
それらの公用語を学べばいい、そう思ったこともある。しかし、まだ私の英語のレベルすら同僚達に追いついていない。英語での会話でも時折同僚を苛立たせてしまう。そんなわけで、今の私に他の言語を学ぶ余裕はまだ無い。

そしてこの問題に対してもう一つ私にも問題があるとも分かっている。
それは、私自身が人手を埋めるだけの存在にならないように心掛けて活動していること。
リハビリは他の同僚と一緒に介入するようにしているし、依存されすぎないように私の立場を利用している部分もある。
同僚の代わりに記録(カルテ)を書いていた時期もあるが、これは同僚達の仕事でもあり、今後の事を考えて意識的にあまりしないようにしている。
そういった部分もあるからこそ、このモヤモヤの一部は私が作り出しているものでもあるのではないか?といった自覚もある。

ただ、やっぱり孤独は感じる。

私達ボランティアは小さな存在とは分かりつつも、『存在意義』を必要としてしまう。
必要とされてこの地に来たはずで、何が私達にできるのか?何を望まれているのか?どうすればこの国が発展していくのか???そういった疑問を抱えながら2年間生活している。もちろん、結果的に変えられるものがそんなに大きくないことも理解はしているつもりでもある。
だからこそ、こういった忘れられる場面や自分がここに居る意義を見失いそうになる瞬間はとても孤独だしとても辛い。

こういったネガティブな感情が出てきたとき。
誰か近しい人に相談したり、直接思いを聞いてくれそうな同僚に伝えれるか、もしくは自分で自分がなんでネガティブな感情が出ているのかを追求できるか?がとても重要。
私は今回、このもやもやの正体を自分でもいまいち言葉に出来なかったから書いてみた。
そうすると今この瞬間に書きながら気持ちが少し楽になってきた。

自分でも合っているかは分からないけれど、今回私がもやもやしている原因は、職場内で私だけ名前が入っていなかったことで同僚達と行く予定であった、ある活動場所に行くことが私だけ許されなかったこと。そして同僚達の会話が違う言語で行われすぎて疎外感を勝手に感じたこと。その二つが合わさって、勝手に存在意義を見失い、孤独に陥ったことだと思う。残り半年しか私はここにいないけれど、自分のメンタルを平和に過ごさせるために、できるだけ他の部署にも日々挨拶に行くことで私の存在を少しでも思い出してもらえるようにしようと思う。

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