2025/12/02 Tue
活動 生活
理学療法士隊員 / 活動も終盤!最近の活動&協力隊について

Bula!理学療法士隊員の古谷優衣です。
早いもので、もう12月になりました。
年末までのカウントダウンが、私の中で静かに始まっています。
私の配属先は12月中旬から3週間程、みんな一斉にお休みに入ります。私の活動も同じくお休み。そう考えると、フィジーでの協力隊としての活動期間は残り約2ヶ月。実質の活動期間は、あと1ヶ月ちょっとになりました。
活動では、あらゆることが”最後”になり始め、フィジーでの生活も今まで以上に街の様子や日常などを写真や記録として残したくなる衝動に駆られ、スマホの容量と戦う日々が始まりました。
ここで、前回の報告からの変化や今の状況を、少しまとめてお伝えしたいと思います。(この記録は私自身の記録としても役に立っています!)

1. 症例検討会スタート!
ついに、同僚たちによる症例検討会が始まりました!
今週、1回目を行いましたが……同僚は準備ゼロで、完全に口頭で説明してくれました(笑)
前回私が行っていたことから、「どうやればいいか分かっただろう」と思い込み、事前に「準備が必要だよ」と伝えていなかったのでお互いさまですが、今後を考え、次の人が準備しやすいように新たに土台となるフォーマットを作りました(笑)
「相手の立場に立って考える」
できているつもりで、意外とできていなかったなと反省した出来事でした。
2. 初期評価表の改訂
こちらも一旦完成。
同僚に見てもらって一度修正を加えました。今週末、NGOのコンサルタントが来てくれる予定なので、彼女の意見も聞いたのちに今後改訂版を使用していくかを決める予定です。
3. フィジーの障がいを持つ子ども達と家族の課題調査
やっと、質問票が完成しました!
そして、CEOの許可もようやく取得。ここまで来るのに私の思っていた3〜4倍の時間がかかりました。
これから回答してもらう人数を整理し、スケジュールを立てていきます。
残念ながら、この質問票を使った調査は私の帰国後になりそうです。
しかし、CEOが「回答が集まったら日本のあなたに送るね」と言ってくれているので、その通りになれば帰国後もデータ整理やレポート作成を通じて、フィジーとつながったまま作業を続けることになりそうです。
4. 車椅子・おもちゃなど環境因子への取り組み
時間がほとんど残っていないので、車椅子に関しては「今関わっている子どもたちの問題を同僚と一緒に一つずつ解決し、その方法を記録に残す」という形で進めています。
一方、おもちゃについては、職場のSNSを使って「身近な素材で作れる手作りおもちゃ」の動画を同僚たちと作成しています。今は3つ目の動画が完成。
予想以上に多くのフィジーの方々が見てくれていて、反応も良く、同僚たちのモチベーションにもつながっています。
これを見た誰かが「これならできそう」と感じ、子どもたちの環境を変えるきっかけになっていたら嬉しいなと思っています。

国際協力とは何か?協力隊とは何か?
活動を始めて1年10ヶ月。
最近、またよく考えるようになりました。
現地には現地の人たちの暮らしがあり、そこに日本の価値観を持つ私が来るからこそ気づくことがある。でも、それを全部押し付けるのも違う。
かといって、「ただそこにいるだけの存在」になるのも違う。
悩んだり、苦しんだり、もちろん楽しいこともたくさんありましたが、正直辛かったことも多かったです。
何が辛かったんだろう?と振り返ると、
「助けてもらったからこそ恩返しがしたい」
その想いでがむしゃらに動いた結果だったのかなと思っています。
でも、私がやってきたこと、やろうとしていること全てが本当にこの国の人たちにとって必要だったのか、プラスになったのかは正直わかりません。
私と同じように悩んでいる協力隊仲間もたくさんいます。
今、終わりが見えてきたタイミングで思うのは、
“好かれたいからこうする” ではなく、
自分に正直に、やりたいことをやる。そして本気で相手と向き合う。
その姿勢でやってきてよかった、ということ。
同僚達とぶつかることも多かったけれど、不思議と後悔はあまりありません。失敗も多かったけど、その失敗が次の成功の一歩になっていると感じています。
100%満足とは言えないけれど、
「フィジーで、自分なりに全力で頑張れた」
そう思えている自分がいます。
まだ、「国際協力とは何か」という答えは見つかっていません。
でも、帰国後も世界と何かしらつながり続けたいという気持ちは強く、これからもその答えを探していきたいと思っています。
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