JICA海外協力隊の世界日記

フィジー便り

家畜飼育隊員/たまにブルマカウ。

みなさん、はじめまして。フィジー 家畜飼育・飼料作物隊員のJunです。

今回が初めての執筆になるので、まずは要請内容について簡単にご紹介します。


配属先は農業試験場で、Beef Breeding Unit の一員として迎えていただいています。

フィジーで肉牛?と思う方も多いと思います。私もその一人でした。

フィジーにはリゾートが点在しており、主に観光客向けに国産の牛肉の需要が高まっているものの、その需要を満たすことができていません。

その背景に牛へのエサのやり方などの飼養管理を改善する必要性や、大きくなる能力の高い牛を効率的に増やすための技術や知識を高める必要があり、そのサポートを微力ながら させてもらっています。


ところで、英語で牛に関する表現は、Cattle、CalfCowBullSteerOx…。性別や発育ステージ応じた多様な呼び名があり、お肉になってしまえば、Beefの一言で済みます。(部位名はSirloinBrisketChuck Tenderなどいろいろありますが)

日本の場合も、乳牛、肥育牛、去勢牛、種雄牛、他にも哺育牛、育成牛、初妊牛、初生とく、ヌレ子、はらみ...たくさんの表現があります。

一方、フィジー語では、牛は一括りに "Bulumakau (ブルマカウ)" と言います。

昔、イギリスから牛が連れてこられた時に BullCowがいて、この2つが合わさってBulumakauになったと同僚から聞きました。

フィジーの公用語は英語ですが、フィジー語も頻繁に耳にします。

職場の方との会話で、遠くにいる牛が雄か雌かよくわからない時でも、とりあえずBulumakauと言っておけば良いのでとても便利ですね(この便利さを感じられるのは家畜飼育隊員くらいでしょうが)。

01_Bulumakau.jpeg

母牛、子牛、オス、メス、いろいろいるときも、BulumakauでOKです。

それでは、お肉になったらなんと呼ぶのでしょうか?

辞書で調べてみると、なんと牛肉も Bulumakauでした。そのままなんですね。

おおらかな国民性がこの一言にも表れているように感じます。

さらによくよく辞書を見てみると、まだ現地で耳にしたことはありませんが、

Bull = tamanibulumakau Cow (tinani)bulumakau などという表記も。

Bullは、たまにブルマカウ・・・?

日本語とごちゃまぜにするのはやめておきましょう。tamani = 父 、 tinani = 母 という意味だそうです。納得。


フィジーでは幹線道路を車で走っていても牛を頻繁に見かけます。牛を見かけたらぜひ、ブルマカウという言葉を思い出してみてください。

さて、次回何を書くかはまったく決めていませんが、南の島のブルマカウたちのように、気ままに書き綴っていけたらと思います。

 Moce !

(モゼ:Goodbye

Jun/家畜飼育・飼料作物】

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