JICA海外協力隊の世界日記

フィジー便り

マーケティング隊員/いつも眺める島の村へ

(写真) 正面奥に見えるのが今回行ってきた島です。

こんにちは!ラウトカの漁港で活動中の木村です。日本では今頃は春らしい天候でしょうか?桜の木はフィジーにないので日本の春が懐かしいです。そんな日本と打って変わり、私の住むフィジーは現在雨季の真っ最中。毎日のように雨が降っており、ムシムシとした湿気が体力を奪っていきます。幸い私の生活圏内では洪水や浸水など生活に支障が出るほどの影響は出ませんが、洗濯物が乾きづらく道が冠水するので早く終わってほしいところです。この調子があと一か月くらいは続くのでひたすら耐えるしかありません。

私の投稿ではここまで仕事や職場の話が続いていたので、今回はちょっとした息抜き(?)の話となります。

(写真) 島にある船着き場まではマングローブ林を船で抜けていきます。ちょっとした冒険気分!

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(写真) 村の中心には大きな木が。憩いのスペースになっているようです。

先日職場の目と鼻の先にある島「Vio island」に行ってきました。職場の港から船で数分で着くこの島、毎日のように視界には入っていたものの、着任して約1年の間一度も行ったことがありませんでした。ちょうど仕事もやることがなくヒマなタイミングで職場の同僚に誘われたので行ってみることに。職場からボートに乗ること約5分。島を囲むマングローブ林を抜けると村に到着です。

到着後同僚は知人の家へ。私は島の中を自由に見て回っていいよという事だったので一人で散策してみることに。村の中を歩いていくと住民たちが「Bula!(フィジー語のあいさつ)」「Good morning!」「コンニチワ!」と優しく挨拶をしてくれます。日本人留学生も多く訪れるこの島、だいぶ訪問客慣れしているようです。笑
学校に行けば子供たちが授業そっちのけで窓の外の私の方に集まってきたり、ある少女は道で私を見つけるやいなや駆け寄っていきなり両足に抱きついて来たり(!)。アポなしで急に村に入ったことに少し緊張と不安を持っていた私ですが、挨拶や子供たちのおかげでその緊張もすぐになくなりました。

そういえばこのような村落に来るのはかなり久々です。木とトタン、コンクリートでできた家の間を通り、屋外キッチンで作られるランチの匂いを嗅ぎ、家と家をつなぐ紐に干される洗濯物を見上げ、放し飼いにされている鶏の鳴き声を聞く。フィジーの一般的な人々の生活を五感いっぱいで感じ取り、心までのどかな気分になりました。

また個人的に嬉しかったのが私の事を知っている人が多かった事。この小さな島には家しかなく、住民が買い物や移動に出かける際は本島に船で来る必要があります。その際ほぼ必ず私の活動先の港を通るのですが、そこで働く私の姿を見て覚えてくれた人が多いみたいです。
私からすると毎日挨拶する何十人の内の一人にすぎませんが、向こうからすれば港で唯一の日本人(というよりアジア人)。一方的に知られていることが少し気恥ずかしく、またこちらが相手方を知らないことに少し申し訳なさも感じました。

(写真) 島にある一般的な家の例。なかなか派手な外壁の色です…

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(写真) 抱き着いてきた女の子はその後島の中を案内してくれました。

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(写真) 島の端には生活ごみの溜まり場が。色々と考えさせられます。

30分にも満たない散策でしたが、のどかな村の中で子供から大人まで多くの人に会い、楽しくのんびりすることができました。また一つフィジーのお気に入りスポットが増えた一日でした。

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