JICA海外協力隊の世界日記

ガボン便り

ガボンの布屋さん

こんにちは!小学校教育隊員のかなこです。

今日は、ガボンの布屋さんについて紹介します。


ガボンを含むアフリカの多くの国々では、カラフルな布がたくさん売られていて、その布を買って仕立て屋さんに持っていき、洋服を作ってもらうという文化があります。

布の呼び方は国によってちがい、ガボンでは「パーニュ」と呼んでいます。

布屋さんの店内は、写真のようにたくさんの布であふれています。

見渡す限り、布!布!布!

リーブルビルには、このような布屋さんがいくつも並んでいるエリアがあるのですが、どのお店の中もこのように布で埋め尽くされています。

お店ごとの品揃えは大きく変わらないのですが、陳列の仕方が違うので、違うお店に行くたびに違う布が目に入ってきます。そのため、いくつかの店を回って自分がピンとくる布を探します。ただし、気に入ったものは見つけたときに買わないと、後で戻ったときにはもう見つけることができません。布との出会いは、毎回一期一会です。

どの布も素敵なので、自分の気に入ったデザインの布を見つけるのはとても大変ですが、宝探しのようで楽しいです。

布は、基本的に1枚6ヤードで売られています。その人の体型にもよりますが、1枚の布からワンピースを1着作っても、かなり生地があまります。(服のデザインにもよります)

布を買ったら近所の仕立屋さんに持っていき、作ってほしいデザインを伝えてサイズを測ってもらったら、あとは出来上がりを待つだけです。

写真の中の私は、ガボンに来てから初めて作ってもらったワンピースを着ています。

今では、日本から持ってきた洋服はほぼ着ることがなくなりました。毎日ガボンで仕立ててもらった服を着て活動しています。カラフルなパーニュに包まれていると、気分が上がり、活動も頑張れます。また、ガボン人から「あなたはガボン人ね!」と褒めてもらえるのもうれしいです。


みなさんも、アフリカを訪れた際はぜひ布屋さんを訪れてみてください!

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