JICA海外協力隊の世界日記

ガーナ便り

ガーナ料理(その1)

みなさま、こんにちは!今回は、みなさま必ずや気になるであろう、ガーナ郷土料理特集です!

私は、わりとガーナ料理は美味しく食べられています。ホストマザーの料理は最高に美味しく毎回笑みがこぼれました。()

ガーナの料理は、全体的に炭水化物が多く、ヤムイモやキャッサバをお餅くらいに柔らかく練ったものを

スープやシチューにつけて一緒に食べます。これは、日本のお米の代わりになる主食です。ガーナ人も、実はお米もよく食べるのですが、ガーナの郷土料理ではないので、やはりこの練り物が大の好物とする人が多いです!特に私の任地であるボルタ州では、「バンクー」の発祥地とされており、バンクーはボルタのソウルフード間違いなしです!

バンクー以外にも主要な郷土料理を2回にわたって一挙紹介いたします!

バンクー(Banku)

発酵したメイズ(とうもろこし)と少しのキャッサバを水に溶かし、お餅くらいになるまで火にかけて混ぜて形成したものです。任地ボルタ州の現地語エウェ語では「Akple(アップレ)」と呼びます。付け合わせのシチューやスープはいろいろありますが、代表的なものは、オクラ「Fetri(フェットリ)」シチューやオクラスープにティラピア「akpa(アッパ)」をいれたものですね。ガーナ人は、わりと辛い味付けが好みで、シトやペペといったペッパーソースと共にいただきます。バンクーを手でちぎり、これに浸して食べます。ガーナ人は、オクラが大好きで、マーケットに行けばいつでも手に入り、シーズン中は安くて大量のオクラがゲットできちゃいます!健康にも良いしまさに一石二鳥。

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フフ(Fufu)

キャッサバとプランテーンを一緒についたものや、キャッサバの代わりにヤムやココヤムにしたり、またはヤム・ココヤム・キャッサバのみを使うパターンもあるようです。お好みでチョイスするようです。家庭の味ですね!

ガーナ料理の定番スープに欠かせない材料である「グランナッツとパームナッツ」ですが、それぞれえうぇごで、「Azi detsiDe detsi」といいます。お分かりかもしれませんが、「detsi」がスープという意味です。

ちなみに、「ライトスープ」として知られているものは魚の味(だし)がよく効いていて、肉と一緒に煮込むこともあるさっぱりした日本人にもなじみやすいお味です。

ガーナのアカン族の先住民スープなので、そちらの地域に行かれることがあったら、ぜひお試しを!

これらに、魚や肉を入れて食べることが多く、食感は、バンクーよりも柔らかく、噛むというより、飲み込みます。

なので、なかなかお腹一杯になりくい感じがします。。。()

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ケンケー(Kenkey)

ケンケーは、トウモロコシの粒を1週間ほど水に浸してから製粉し、水と混ぜて生地に練り上げ、生地の一部は4日から1週間発酵させた後、調理されるとのことです。生地を発酵させるために数日かかるので、家庭料理としても、時間がかかるためバンクーほどあまり調理される頻度は少ないと、ガーナ人の同僚が言っていました!外で食べることが多いのだとか。

コーンミールとコーンスターチを混ぜ合わせ、滑らかで均一な生地ができるまで水を加え、発酵後、バナナの葉、トウモロコシの皮、またはホイルに包まれて蒸されます。また、アイス・ケンケーというのもあり、ケンケーに水、砂糖、粉ミルク、氷を混ぜて作るドリンクが売られていたりします。

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ワッチェ(Waakye

米と豆を炊いたもので、見た目はお赤飯のよう。朝食または昼食に食べるのが一般的です。一般的に道端で売られていて、よく見かけます。バナナの葉に包まれ、ウェレ・シチュー、ゆで卵、ガリ、シト、キャベツ、タマネギ、トマトの野菜サラダ、スパゲッティ(ガーナではタリアと呼ばれる)、揚げたプランテインのいずれか1つ以上が添えられているのが一般的みたいです。

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その1はこのへんで終わります。次回その2もご期待ください!お楽しみに。

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