JICA海外協力隊の世界日記

ガーナ便り

エウェ族の文化へようこそ!

ウィーゾ!!(任地の現地語エウェ語でようこそ

ガーナのホで活動している加藤です!

初回は、私の住むボルタ地方のエウェ族が話すエウェ語を特集したいと思います!

エウェ族は、もとは11世紀に、エジプトや南スーダン、エチオピアに由来し、17世紀に最終的にガーナに定住するまで移民の集団だったようです。エウェ族は、西アフリカの沿岸地域に住み初め、現在に至っては、ガーナ南東部に位置するボルタ州でしか話されないのですが、隣国のトーゴやベナンの南西部、ナイジェリア南西部でも話されているようです。ボルタ州内でも北部・中部・南部それぞれに特徴がありまるで方言のように異なるのだとか。

エウェ族は、とても愛情深く、もてなし好きで、どんな人にも気さくに挨拶をかわし、すぐに仲良くなれる、とエウェ語の先生が話していました。

外を歩いているだけで、必ず挨拶や言葉をかけてくれ、(外国人だからかもですが)困っていれば、向こうから声をかけてくれます。悩み事があっても、彼らの朗らかさと親切さに救われます。同時に日本にいる時には感じられないくらいの温かい気持ちも芽生えます。

また、農民や漁師が多く、多くの人に賞賛される独特の文化と伝統を持っています。これに関しては、追って世界日記で特集を組みますので、お楽しみに!!

ところで、みなさん!ガーナでは、赤ちゃんが誕生すると、男女別に決められた、生まれた曜日ごとの名前をつけるのです。ユニークだけど、同じ名前が大勢いることになりますけどね…()

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エウェ語は以下の通りです。

Day - (Male) / (Female)

Sunday born - Kwasi / Kosiwa

Monday born - Kodzo / Adzo

Tuesday born - Kobla, Komia / Abra, Abrayo

Wednesday born - Koku / Aku, Akua

Thursday born - Yao / Yawa, Yaa

Friday born - Kofi / Afi, Afiyo

Saturday born - Kwami, Komi / Ama, Ami

これらは、曜日の呼称にちなんでいます。

SUNDAY - KWASIDA

MONDAY - DZODA

TUESDAY - BLADA

WEDNESDAY - KUDA

THURSDAY - YAWODA

FRIDAY - FIDA

SATURDAY - MEMLEDA

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ちなみに、わたしは月曜日生まれの女性なので、”Adzo”です。たまに、”Sister Adzo”と声をかけられることも。ガーナでは、キリスト教文化が深く国民の生活に浸透しているため、毎週日曜日は早朝から綺麗な出で立ちで教会に集い、陽気に歌やダンスで賛美します。献金もこの曜日ごとに献金箱があり、自分の生まれた曜日の前の箱に行き、神様に捧げます。ホストファーザーに連れていってもらった教会で、初めて経験したユニークな出来事でした。

日本でも、普段教会に通っていたのですが、こちらの礼拝スタイルは、とても賑やかでかつ常に彼らは陽気に歌い踊ります。また、神様への賛美もとても力強く、みな叫びながら祈ります。

最初は圧倒されましたが、今では彼らの信仰心の強さ、教会に集うガーナ人の共同体というべきか一体感は、その目でぜひご覧いただきたいです。

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