2024/08/21 Wed
活動 生活
No.6 電気がない日のパソコンの授業(PCインストラクター/松尾紗英)
こんにちは!
本日は、少し珍しい状況での授業についてお話しします。
私が生活しているソロラも、断水や停電が時々あります。
停電などが起きたとき、グアテマラ人の、状況を受け入れる速さといったら、、毎度感心します。すこし驚くだけでまったく慌てません。すっとろうそくを出してきて「いつ復活するかな~」と仕事や家事を続けます。「ないものはない。なので慌てない。そして、進まない仕事は、翌日にやろう。」という姿勢です。日本のように品質の高いサービスが当たり前の国で暮らしていると、少しカリカリしてしまうような場面ですが、グアテマラ人はゆったりと構えており、その違いは興味深いです。
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ですが、PCインストラクターとして情報の授業を担当していると、停電は頭を悩ませる状況の一つ。
今年に入ってから電気のない状態で行った授業が5回ほど、PCすら使えない状況で授業を行ったことが3回ありました。
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私の学校は、各教室にモニターがあり、資料をそれに映して授業を進めます。
語学の面に不安がある私にとっては、このモニターを通じて伝えることのできる視覚情報が非常に重要です。発音や表現を間違えていても、その視覚情報から、生徒たち自身で、私の言いたいことを読み取ってくれるからです。
しかし電気がないとなると、それが使えません。
また、暗い中での(さらに昼食後の)授業は、眠気が生徒を襲います。
幸いソロラの停電は、事前に予告される計画的なタイプが多いので、電気がない場合の授業はいつも以上に準備をして臨みます。
以下の写真は、先日電気がない中で行った高校2年生の授業の教材の一部です。
本当はExcelを操作しながら説明したかったのですが、できないので、見せたい内容を事前に印刷したり書いたりしておきました。
また、最初の写真や以下の写真は、タイピングの授業の際にパソコンが使えなかったときのものです。
キーボードのイラストに、割り当てられた指がわかるよう色を塗ったり、マウスを書いてもらったりしました。
やってしまえば、貴重な経験の一部やネタの一つとして心に残るのですが、やはり当日はいつもと違った緊張感がありますし、もうやりたくはないです。
残り1か月半、電気がある環境で授業できますように。
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ではまた!
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