JICA海外協力隊の世界日記

グアテマラ便り

#1 自己紹介(マーケティング/坂野晴子)

¡Hola!(スペイン語で「やあ、こんにちは!」の意)

はじめまして!

2022年度2次隊でマーケティング隊員としてグアテマラに派遣されている、坂野晴子(さかのはるこ)と申します。

私の任地はグアテマラ西部にあるソロラ県サンティアゴ・アティトラン市で、アティトラン湖周辺地域に住む女性たちの支援をしているNGOで活動しています。

主な仕活動内容は、協同組合が運営する販売店の製品の在庫・品質管理、製品タグの作成、展示会や観光地での出張販売などなど多岐に渡ります。

任地であるサンティアゴ・アティトラン市、配属先での具体的な活動内容については、また追ってご紹介していきますね!

今回は自己紹介も兼ねて、私がJICA海外協力隊に応募したきっかけについてお話していきたいと思います。

私が協力隊に応募した一番のきっかけは、協力隊OGでもある大学のゼミの同期が「晴子はいつか絶対協力隊に行くべきだ」と強く背中を押してくれたことでした。

私は大学で国際協力を学んでいたものの、卒業後は民間のホテル運営会社へ就職しました。働き始めて数年が経過し自分のキャリアについて考えていた時、先述のようにゼミの同期が言葉をかけてくれたのでした。

ずっと頭の片隅で「国際協力に関わる仕事がしたい」「協力隊にいつか応募できれば」と思っていたものの、それまでの勝手なイメージで、協力隊は教育分野や保健医療分野の職種だけだと思い込んでいたので、また新たに経験を積む必要があると思っていました。

しかし、協力隊の募集情報を改めてのぞいてみると「観光」「マーケティング」など商業・観光分野の職種もあり、国際協力とは離れたところで時間を過ごしていた私にも、応募資格があるかもしれないと思い始めました。

実は大学生の時にも新卒で協力隊に応募することも考えていたのですが、母に「スキルも経験もないあなたに何ができるの?」と言われ、当時何も言い返せずに応募を踏みとどまった過去がありました。

世界各国の要請を見ていく中で、前職をはじめとする自分の経験を活かせるような場所を探していたところ、現在派遣されている配属先と出会い、無事に合格することができました。自分自身が女子大卒ということもあり、女性たちの支援に関わる活動ができるのはより一層大きな喜びがありました。

協力隊に応募した時、既に母は他界してしまっていたのですが、無事に合格できたことで「きっと母も許してくれたのだろう」と思っています。前職での経験がなければ、マーケティングという職種で協力隊になることはできなかったと思いますし、現在の配属先とも出会えていなかったかもしれません。このタイミングで応募するきっかけを与えてくれた友人、そして母には、今でもとても感謝しています。

任期も残り2か月半というところで、短い間ではありますが、みなさんにグアテマラの魅力をたっぷりお届けできるように頑張ります!

どうぞよろしくお願いいたします!

¡Mucho gusto! (スペイン語で「どうぞよろしくお願いします!」の意)

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