JICA海外協力隊の世界日記

グアテマラ便り

トト日記⑬セマナサンタと民族衣装

Hola!こんにちは!

グアテマラ栄養士隊員の嶋津です。

今月は一大宗教行事であるセマナサンタがありました。

セマナサンタは「聖週間」を意味し、イエス・キリストの受難から復活を祝う1週間です。

カトリック教徒の多いグアテマラでは、毎年全国各地で盛大に祝われています。

私の任地であるトトニカパンはマヤ文明の文化も色濃く残っている地域であるため、カトリックの信仰と、マヤの伝統が混在する祝祭となっています。プロセシオンと呼ばれる宗教行列では、色鮮やかなマヤの織物をまとい、カトリックの伝統に従ってイエス・キリストの死を表す重い山車をかつぎます。

昨年はホームステイ先の家族と一緒に、プロセシオンに参加させてもらいました!肩に担ぐ山車はとても重くて数日筋肉痛とアザを引きずりましたが、貴重な経験をさせてもらえて良かったです。

今年もセマナサンタを任地で過ごしたため、その際に着用した幾つかの民族衣装(ウィピル)を紹介します。

Viernes santo(金曜日)

金曜日はキリストの死を意味する受難の日で、黒い衣装で喪に服すことを表しています。

Domindo de resurrección(日曜日)

セマナサンタの締めくくりのこの日は、イエス・キリストが復活したことを祝うパレードに参加しました。そこで、同じ街に住む先輩隊員と偶然会うことができました!この日はお祝いのため、みんなカラフルな衣装を着ています。

ちなみに先輩隊員(左)が着用しているのはトトニカパン市の伝統柄で、私(右)が着用しているのはトトニカパン市の隣のサンクリストバル市の伝統柄です。このように民族衣装(ウィピル)も地域によって異なる柄や形となっています。

クリスマスに引き続き、グアテマラ人の信仰に対する想いと、新たな文化を経験することができました。たくさんの国に独自の文化や歴史があって、協力隊員としてそれらを経験し、学べることがとても面白いと感じます。

帰国までにまだまだ色々なことを学びたいです!

それではまた!

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