JICA海外協力隊の世界日記

グアテマラ便り

【グアテマラの野球場から】#10~2年間の活動を終えて~(野球/岩本尚大)

Hola, qué tal?(こんにちは、元気ですか?)

先日、グアテマラでの2年間の活動を終えました。それと同時に、お世話になった多くの方々とお別れもしてきました。

特に、配属先チームの選手たちとは深く関わってきたため、翌日からもう会えなくなることが信じられないほどでした。2年間という時間は本当にあっという間で、最初に活動を始めた日のことがまるで昨日のことのように感じられます。
選手たちの成長は目覚ましく、野球の技術面はもちろん、精神的にも短期間で大きく変化していく様子を目の当たりにし、教育現場で働くことの楽しさを改めて実感しました。

私が担当していたJuvenilの選手たち。Juvenilには、これまで少し厳しめの練習メニューを組むことが多かったのですが、選手たちは文句も言わず、黙々と取り組んでくれました。彼らなしでは、私の活動は成り立たなかったと思いますし、あらためて、お互いに信頼し合うことが、充実した活動を行うための第一歩であると感じました。

2年間お世話になったホストファミリー。とても温かく、生活しやすい環境をいつも作ってくれました。食事の時間には、つたないスペイン語にもかかわらず、耳を傾けてくれて、グアテマラや任地のことについてたくさん教えてくれました。いつか日本に旅行に行きたいと言ってくれているので、私もスペイン語を忘れないようにしなければなりません。

この2年間、不安なことや、大変なこともたくさんありましたが、非日常の中で、日本ではできないような経験や生活を送ることができたことは、これからの人生において大きな糧になると思います。協力隊としてグアテマラで得たスキルを基に、今後も一歩ずつステップアップしていけたらと思っています。

約半年という短い期間でしたが、世界日記を読んでいただき、本当にありがとうございました。

Nos vemos! (またね!)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ