JICA海外協力隊の世界日記

グアテマラ便り

No.10 忘れられない日(PCインストラクター/松尾紗英)

こんにちは!

先日誕生日で、また一つ歳を取りました。

今日はその日のことを書きたいと思います。

kuurann

朝、教室に向かっていると、普段話さない子が話しかけてきたり、懐いてくれている(と思っている)子が「もう日本クラブ行きたくない」と話しかけてきたり、いつもと違うことが起こっていました。

朝からいろいろ起こる日だな、と思いつつ教室に着くと、同僚が隠れており、「お誕生日おめでとう~」とサプライズしてくれました。

生徒たちは、私の足を止めろと同僚から言われていたようで、そのために試行錯誤してくれたようです。日本クラブに行きたくないと言っていた生徒も「あれは嘘。来週からまた行くよ」と。よかった。笑

kuunran

さて、誕生日の時には、みんなが「おめでとう~」とハグしてくれます。そのためその日は数えきれないくらいたくさんのハグをしました。心が温かくなりました。

Kuuran

さて、帰り際、準備をしていると、一人の生徒が、手紙を持ってきてくれました。そこには日本語で「お誕生日おめでとう」と書かれていました。きっと調べて頑張って書いてくれたんだと思います。宝物です。

kuurann

そして、帰宅途中、友達に会いました。

その子の家庭は経済的に厳しいのですが、彼女はネックレスをくれました。3月から買ってこの日のために持っていたそう。

ネックレスもですが、その気持ちが嬉しかったです。

Kuuran

この年になると、誕生日は嬉しいような、来てほしくないような日ですが、間違いなく今年の誕生日は忘れられないものとなりました。

ありがとう。

ではまた!

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