2024/11/28 Thu
活動
【リテイン暮らし#3】リテインの農業と言えば、お茶と酪農です
Habari!(スワヒリ語で「こんにちは」)コミュニティ開発隊員の木村です。
ケニアでも各地域の気候や土壌に適した農業が行われていますが、
今回は、私の住んでいる地域、リテインの農業についてご紹介します。
リテインの町から、農村部に向かうと、茶畑が至るところで見られます。
同僚の農業事務所オフィサーは、
この地域の農業と言えば、「お茶の栽培と酪農!」と言います。
雨がよく降り(年間降水量1,700mm~2,000mm)、
土壌が酸性(pH4.6~5.4)であることから、お茶の生産に適しています。
乾季・雨季があるものの四季はなく、一年中温暖な気候なため、
年間をとおしてお茶の収穫がされます。この地域の換金作物です。
また、酪農が盛んなのは、
この地域に暮らすカレンジン族は牛を愛する民族だからとのこと
(ケニアは40以上の民族が暮らす多民族国家です)。
放牧している農家、牛舎の中で飼育している農家どちらも見られます。
とうもろこしもよく見られます。
主食のウガリ(とうもろこしの粉をお湯で練ったもの)の原料のためです。
サイレージにして牛のえさにもするようです。
野菜ではキャベツ(Gloria F1というF1品種が主流のようです)、
スクマウィキ(「一週間を乗り切る」という意味のスワヒリ語、
ケニアで一般的に食べられている葉物野菜)を、
そして、牛のえさとするネピアグラスもよく見かけます。
バナナ、アボカドの木も多くの農家さんで育てている印象を受けます。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
Asante! (スワヒリ語で「ありがとう」)
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