JICA海外協力隊の世界日記

ケニア便り

【リテイン暮らし#3】リテインの農業と言えば、お茶と酪農です

Habari!(スワヒリ語で「こんにちは」)コミュニティ開発隊員の木村です。

ケニアでも各地域の気候や土壌に適した農業が行われていますが、
今回は、私の住んでいる地域、リテインの農業についてご紹介します。

リテインの町から、農村部に向かうと、茶畑が至るところで見られます。
同僚の農業事務所オフィサーは、
この地域の農業と言えば、「お茶の栽培と酪農!」と言います。

がよく降り(年間降水量1,700mm~2,000mm)、
土壌が酸性(pH4.6~5.4)であることから、お茶の生産に適しています。
乾季・雨季があるものの四季はなく、一年中温暖な気候なため、
年間をとおしてお茶の収穫がされます。この地域の換金作物です。
また、酪農が盛んなのは、
この地域に暮らすカレンジン族は牛を愛する民族だからとのこと
(ケニアは40以上の民族が暮らす多民族国家です)。
放牧している農家、牛舎の中で飼育している農家どちらも見られます。

とうもろこしもよく見られます。
主食のウガリ(とうもろこしの粉をお湯で練ったもの)の原料のためです。
サイレージにして牛のえさにもするようです。

野菜ではキャベツ(Gloria F1というF1品種が主流のようです)、
スクマウィキ(「一週間を乗り切る」という意味のスワヒリ語、
ケニアで一般的に食べられている葉物野菜)を、
そして、牛のえさとするネピアグラスもよく見かけます。
バナナ、アボカドの木も多くの農家さんで育てている印象を受けます。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
Asante! (スワヒリ語で「ありがとう」)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ