JICA海外協力隊の世界日記

ケニア便り

【リテイン暮らし#4】キャベツで学費を納入するという形を知りました

Habari za mwaka mpya?(スワヒリ語で「新年はいかがですか?」)
コミュニティ開発隊員の木村です。
新年となりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

先日、リテインで農業をしているパスター(牧師さんです)の、
キャベツの収穫をお手伝いさせていただきました。

キャベツは1つ1つが重たく、運ぶのが大変で、
キャベツの収穫は重労働だと知りました。

パスターは収穫したキャベツをお子さんの通う学校に持っていかれます。
現金を納める代わりに、給食用にキャベツを納めることで、それが学費になるとのこと。
この日はキャベツは1キログラム当たり20ケニアシリングでしたが、
価格は変動し、今は流通量が多い時期のため安価とのこと。
農家は給食のための農作物を納入することで、それが学費になるという仕組みは新鮮でした。

キャベツを納入したその高校では、
朝ご飯にはチャイと食パンを、
昼ご飯・夜ご飯にはウガリと豆(キャベツ、トマトなどと一緒に煮た豆)を食べるのが基本とのこと。
キャベツの納入に付いて行った際に、ウガリと豆を味見させてもらいましたが、
おいしかったです。

最後に、昨年キャベツの苗の植え付けをお手伝いさせていただいたときの写真です。
キャベツの苗の植え付けから3か月ほどで収穫の時期を迎えています。
休憩の際には、皆でチャイと茹でたバナナ(ネギと炒めたもの)をいただき、幸せでした。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
Asante! (スワヒリ語で「ありがとう」)

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