JICA海外協力隊の世界日記

キルギス共和国便り

現役大学生で協力隊!協力隊参加のメリット・デメリット!!

※現地でのロシア語語学訓練の様子

日本の皆さん、こんにちは!

大学を休学し、キルギス卓球連盟で卓球を教えている藤原です。今回は2回にわたって協力隊への参加を検討されている学生の皆さんに協力隊の良さを伝えたいなと思います。

若いころ(今まだ大学生ですが)から将来は国際協力の仕事に就きたいと思い、学生のうちに海外長期滞在をしたかった私にとって、協力隊はお金も語学力もないには留学に代わる現実的な手段でした。
渡航費用や生活費はJICAが負担してくれるのでお金の心配はなく、語学力も英検3級程度で応募ができるので私でも応募ができました!(私の語学力はTOEIC300点台、、、)

次に、現地で貢献するのに必要な仕事経験もないのですが、なんと小学生のころから続けていた(けっこう頑張った)卓球という職種があり、これで無事選考を通過し協力隊員になれました!派遣期間1年の案件があったので、2年生が終わったタイミングで休学して来ています。

月1回の公式大会の様子.jpg
※月1回の公式大会の様子

そんな私から、現役大学生に送る協力隊参加のメリット・デメリット!!

メリットはまず何といっても、たくさんの経験ができることです。

普通では習えない言語を学ぶことができ、一般的な旅行ではなかなか行かない国に派遣され、開発途上国でダイナミックな活動経験を積むことができます。案件にもよるかと思いますが、私の場合はユース代表チームの指導にあたっています。また長期滞在ならではのメリットとして、現地の方々と仲良くなれ旅行では決して味わえない現地の暮らしを体験することができます。私は、お家に呼ばれてご飯をごちそうになったり、旅行に連れて行ってもらったり、友達が出来たりと日本からこんなに遠く離れたところに自分の居場所が出来つつあります。

じゃあ、何かデメリットはあるのか?というと、責任ある仕事をする/任されるには時間がかかると感じています。卓球の技術はみとめてもらい、代表選手の指導を行っていますが、いざキルギス全体のレベルアップを考えた時に必要になる大会の運営など大きな仕事に携わるにはまだまだ時間がかかりそうです。私の未熟さ語学力もまだまだ足らないせいかもしれませんが、そこは4月に来たばかりですからこれからのお話し。何か一つでも貢献できるよう、アイディアを実現できるようアクションを起こしていきます!!

教えてもらったキルギスの伝統ゲーム「トグズ・コルゴール」.jpg
※教えてもらったキルギスの伝統ゲーム「トグズ・コルゴール」

このような経験は将来に必ず役に立つし、進路を決める大事な時期の前にこのような経験ができてとても良かったと思います!

今回の記事は、協力隊応募について書きました。次回は、キルギスの暮らしと活動についてお伝えします。

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