2025/10/20 Mon
ラオスってどんなところ? ~ぼーぺんにゃん通信より~

サバイディー!(こんにちは!)、サラワン県で「小学校教育」の隊員として活動をしている宇都宮裕梨です。私は現職教員として協力隊に参加していますので、所属する日本の小学校の児童へ定期的にお手紙「ぼーぺんにゃん通信」を送り、ラオスのことを紹介しています。今回はそのトピックの中からいくつか取り上げてみたいと思います。皆さんもぜひラオスのことを知り、好きになっていただけたら嬉しいです!
ラオスってどんな国? 記念すべき第1号は、ラオスってどんな国、ということで概要の説明をしました。またこの通信のタイトルにもなっているラオス語の説明もしています。「 ໍ່ບເປັນຫຍັງ ぼーぺんにゃん」は、「問題ないよ」「大丈夫だよ」 「どういたしまして」「どうにかなるさ」という意味で、色々な場面で使われます。ラオスでは一日に何度も耳にします。おおらかで優しい 国民性を表す魔法の言葉なのです。
おすすめのラオス料理 ラオスの代表的な料理も紹介しました。「タム・マークフン」は、熟れていないパパイヤの実を千切りにし、トマトやトウガラシ、ニンニク、ナンプラー、砂糖、ライムなどを加え、棒で叩いて味をなじませた辛くて酸っぱいサラダです!麺やご飯に合わせることが多いです。

次に「ラープ(写真:下左)」は炒めた肉をハーブやトウガラシ、ナンプラー、米粉などであえた料理です。豚肉、牛肉、鶏肉、アヒル肉などがラープの材料として使われます。ラープは、カオニャオ(蒸したモチ米)と合わせたり、レタスなどの野菜につつんで食べたりします。ラープには“幸せ”の意味があるので『幸せの料理』といわれています。結婚式やお祝い事にはかかせないラオスの伝統料理です! 他にも炭火の焼き鳥「ピンカイ(写真:下中)」や、フランスパンを使ったサンドイッチ「カオチー(写真:下右)」など、美味しいものが沢山あります。

ラオスあるある? ラオスに来てビックリ!した「ラオスあるある」も紹介しました。例えば、①キンカオレオボー?(ごはんたべた?)⇒「こんにちは」のあいさつの後にセットで聞かれることが多い言葉です。ごはんはもう食べたの?とたずねられます。ラオスの方の優しさを感じますね。 ②写真が大好き!⇒ラオスの方はとにかく写真をとる。集合写真だけでなく、自分もとる。自分をスマホの待ち受け画面にしている人も多いです。自分を好きなのはいいことですね!

ラオスの学校の授業や休み時間は? 便りを読んでいる日本の児童たちと同じ、ラオスの小学校の様子も紹介しました。なんと1コマ90分授業!めちゃくちゃ疲れますね…。また、ラオス小学校は1年生から5年生までです。学校の中に、お菓子やジュースを売る小さなお店があるため、休み時間はお菓子を食べながらゆっくり過ごしている子が多いです。日本のように、サッカーやドッジボールなどをしている子はあまり見かけません。それから給食はないため、お昼休みに一度帰って、また登校します。また、校外学習や運動会などの行事もほとんどありませんが、子供たちは毎日元気いっぱいにすごしています。

以上、日本の子供たちへのお便り「ぼーぺんにゃん通信」より、ラオスについて紹介をさせていただきました。多くの方に、ラオスへの興味を持っていただけたら嬉しいです。
ポップカンマイ!(それではまた!)
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