JICA海外協力隊の世界日記

マダガスカル便り

【マダ日記#5】「今日は君が体育の先生だ!」

Manao ahoana!(マナオーナ:こんにちは!)

2025年度1次隊・体育隊員の本多克成です!

新学期が始まって少し経ち、授業も落ち着いてきました。

今回は、Lycée Ambalavaoという高校での巡回指導の様子をお届けします!

Lycée Ambalavaoは、私が住んでいるTanjombatoという地域から南に約20kmのところにあります。

朝は渋滞があるため、7:30の授業開始に間に合うよう、5:30頃には家を出なければなりません。

授業の開始時間は学校によってまちまちですが、7:00に始まる学校が多い印象です。早い。笑


学校に着いて校長先生に挨拶に行くと、サッカーボールとバスケットボールを1つずつ渡され、「今日は君が体育の先生だ!」と一言。

急きょ、私1人で授業を担当することになりました。

聞けば、体育の先生が用事で来られなくなったそうです。

日本では、先生が来られないときは基本的に他の先生が代わりに入り、出席をとったうえで授業や課題を行います。

一方、マダガスカルではそのまま休講になり、生徒たちが自習のような状態になってしまうことも少なくありません。

事前に時間を打ち合わせて行ってみたら、先生は不在で、授業だけパスされる。

マダガスカルに来てから、こういうことはしょっちゅうです。

「先生と一緒に授業がしたいんだけどなぁ」と少しだけ悔しい気持ちを抱えながら、授業を始めました。

この日は、ジョギング→準備体操→ペアやグループで行うゲーム→サッカーの順番で進めました。

マダガスカルの高校生には、コミュニケーション能力がずば抜けて高い生徒が多い印象です。

ペアやグループをサッと作ったり、サッカーのルールをみんなで決めたり、私の拙いマダガスカル語を汲み取って仲間にうまく伝えてくれたり。

授業をしているはずが、気づけば生徒に助けられてばかり。これも、マダガスカルでよく感じることの1つです。

普段から家族や友人、地域の人たちとたくさん言葉を交わしていることのあらわれなのかな、と思いました。

そんなこんなで体育の授業を終え、先生と一緒に授業ができなかった残念さと、生徒たちの優しさへの感謝を胸に、帰途につきました。

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