JICA海外協力隊の世界日記

マレーシア便り

#02成田空港からクアラルンプールへ!

"Selamat Pagi‼(スラマッ パギ‼)” 

「おはようございます!」

2024年5月7日、「JICA海外協力隊2023年度4次隊」として東京成田空港からクアラルンプール国際空港へ旅経ちました。

そもそも「~次隊」とある様に、私たちは『隊員』として国から派遣される身です。その為、一般パスポートではなく、公用パスポートを支給されています。私たちの活動の2年間はJICAが生活や健康をサポートしてくれます。事前に都道府県庁・各自治体の表敬訪問を経て、渡航します。隊員はその様な経過を辿り、徐々に国からの期待や責任を感じながら渡航することになります。

さて、写真に映る隊員は同期隊員です。派遣職種は、「理学療法士」、「高齢者介護」、「電気・電子機器」、「青少年活動」、「理科教育」と多岐に富んでいます。

首都のクアラルンプールで通常1か月のマレー語の語学訓練を経て、各任地へ赴きます。

首都での1ヵ月間の語学訓練は、マレー人のJuliana(ジュリアナ)先生が付きっきりで優しく厳しくマレー語を教えてくれました。

任地で困らない様に文化・宗教・伝統料理・果物・気候、時に恋愛事情(⁈)までマレーシアの様々なことも教えてくれました。

授業中、先生は日本語は話さず(本当は少し話せますww)、英語とマレー語で説明されるので、私たちは英語とマレー語を聞くことに必死です。

でも、多様性の国マレーシアは案外、日常的に英語とマレー語を混ぜて話すことが多々あります。だからこそ「これは実践マレー語、そして英語も学べる一石二鳥の環境だ!」と思い、前向きに学ぶことができました。

写真は語学訓練の最終日、マレー語での「自己紹介プレゼンテーション」後にJuliana先生と撮ったものです。

緑色のシャツはろうけつ染めを用いた伝統衣装「バジュバティック」と言います。様々な色があり流線形のデザインが素敵です。

Juliana先生のお陰でマレーシアで生活する最低限のマレー語を身に付けることができました。

このように、日本にいた頃も含め「3か月間マレー語の語学訓練」をJICAが用意してくれます。手厚いサポートです。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回はマレーシアの首都「クアラルンプールKuala Lumpur」について紹介したいと思います。何も持たなかった私に唯一の頼れる武器「マレー語」を手にし、大都会クアラルンプールの町へ飛び出してみました。ぜひ次も読んで頂けると嬉しいです。

 

"Jumpa Lagi(ジュンパ、ラギ)‼"

「また会いましょう!」

 

スランゴール州クアラクブバル 理学療法士 三井健司

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