JICA海外協力隊の世界日記

マレーシア便り

#04マレーシア料理は世界一美味い!

"Sudah makan(スダッ マカン?) ?"

「ご飯食べた?」

この言葉はマレーシアで最も使われている言葉です。「こんにちは」、「ありがとう」よりも使われています。

誰かに会ったら挨拶代わりに”Sudah makan ?"と聞きます。それだけマレーシアの方は『食べ物』にプライドを持っていると聞きました。4カ月過ごしてみて、様々な民族の方が共生しており、彼らが食べ物に拘っているからこそ様々な料理があるのだと実感しています。まだ全て食べた訳ではありませんが、個人的に『マレーシア料理は世界一美味い』と思っています!

JICA海外協力隊でマレーシアへ理学療法士として赴任している三井健司です。

今回は「マレーシアグルメ」について紹介します。

大きく分けると「マレー料理」「中華料理」「インド料理」の3種があります。


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①「マレー料理」の代表はソウルフード「ナシレマッ」

ココナッツミルクで炊いた香りのあるご飯に、サンバル(チリソース)を混ぜて食べます。ゆで卵、きゅうり、ピーナッツ、小魚が添えられていて、唐揚げやカレーを追加することもあります。朝食の定番です。

他には「ナシゴレン」「サテー(焼き鳥)」「カリアヤム(チキンカレー)」「アッサムラクサ(酸っぱ辛いラーメン)」などがあります(以下、料理名に説明サイト有)イスラム教徒であるマレー人向けなので、料理に豚肉と酒を使わない「ハラル」の調理法に則っています。

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デザートは「チェンドル」です。

かき氷にココナッツミルク、米粉のゼリー麵、小豆などを乗せたスイーツです。「ABC」というかき氷も有名です。

他に「ピサンゴレン(揚げバナナ)」「クロポ(お魚煎餅)」「クエムエ(ココナッツなどを使ったお菓子)」などのデザートがあります


②「中華料理」の代表は「チャークイティオ」です。

チャー=炒める、クイティオ=米麺で、焼きそばの様な炒め料理です。具は海老、野菜、肉などで、もっちりした米麺の食感が特徴です。

他に、「チキンライス」「バクテー(豚もつ煮込み)」「ヨンタウフ(辛いおでん)」「パンミー(伝統的な麺料理)」があります。


③「インド料理」の代表は、「ロティチャナイ」です。

定番の朝食です。薄くのばした小麦粉の生地を層にして焼いたもので、カレーソースで食べます。インド系の食堂では、注文後に職人が生地を伸ばすところから手作りしていて、モチッ!サクッ!の焼きたてを食べれます。

他に、「トサイ(米と豆の発酵クレープ)」「バナナリーフカレー」「ビリヤニ」などがあります。

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ソウルドリンクとも言える「テタレ(泡立てたチャイ)」も至る所で飲むことができます。


紹介した3種の料理以外にも中華とマレーを掛け合わせた「ニョニャ料理」もあります。クランタン、ペナン島などの地方に行くとそこでしか食べれない料理もあります。きっとネットに載っていないご当地の料理もまだまだ沢山あるでしょう。

マレーシアグルメの魅力は果てしないと言えます。

JICAグローカルプログラム(渡航前の日本国内での地方研修)に参加した際に熊本県人吉球磨郡「食は世界共通言語である」と教わりました。マレーシアに来てその言葉をまさに実感しています。言語が不足している分は「食べ物」が現地の方とのコミュニケーションを助けてくれています。

協力隊に参加してそこに住む方と共生することで気付いたことをこれからもお知らせ出来たらと思っています。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

 

"Jumpa Lagi(ジュンパ、ラギ)‼"
「また会いましょう!」

スランゴール州クアラクブバル 理学療法士 三井健司

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