JICA海外協力隊の世界日記

マレーシア便り

#27 隊員7名で伝統工芸バティック製作に挑戦!!

"Selamat sejahtera! スラマッ・スジャテラ(こんにちは)"

理学療法士隊員の三井健司です。

マレーシアの伝統工芸といえば、何を思い浮かべますか?

マレーシアには『バティック』というロウ(蝋)を使った染め物技術(ろうけつ染め)があります。

先日、スランゴール州クアラ・クブ・バル(KKB)にて、現地のバティック講師ナディ(Nadi)さんをお招きし、隊員7名で「バティック・チャンティン(ロウ描き用の筆)と彩色の基礎ワークショップ」を体験しました。

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バティックといえば「色付け」の体験が一般的ですが、今回は一歩踏み込み、真っ白な布に熱したロウでデザインを描く「チャンティン」の工程から一日かけて本格的に学びました。これがいわゆる「ろうけつ染め」の醍醐味です。

講師は一筆書きで綺麗に花を書きます。


没頭した1日: 午前9時から午後6時まで、鉛筆でのスケッチ、ロウ描き、彩色と、作品作りに没頭しました。

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言語を超えた交流: 講師のナディさんやご家族が総出で、マレー語と英語を交えながら、丁寧に温かく指導してくださいました。

5.png感動の仕上がり: 最初は「絵心がないから不安……」と口にしていた隊員も、最後には鮮やかな色彩をまとったオンリーワンのバティックを完成させ、大きな達成感を味わいました。

最後には、講師の奥様スハナ(Suhana)さんから「私たちと一緒にバティックを学んだことが、皆さんにとって素晴らしい思い出になることを願っています。またぜひKKBに遊びに来てくださいね」という心温まるメッセージをいただき、マレーシアの伝統文化の深さと、現地の方々の優しさに触れた忘れられない一日となりました。

後日、講師ナディさんから当日のハイライト動画が提供されました。


参加​隊員の声

​「美術に触れる機会が少ない人生でしたが、素晴らしい機会になり世界が広がるのを感じました。自分の手でバティックを作れたことは本当に嬉しいです。」

​「マレーシアでしかできないことを、また一つ経験することができました。講師のご家族の温かいおもてなしに、有難い気持ちでいっぱいです。」

「筆を持ってこれほど絵画に集中したのは50年ぶりでした。とても良い経験になりました。」

​「講義に集中したおかげで、とてもリフレッシュできました!」


マレーシアへお越しの際は、ぜひバティック体験を通じて伝統技術に触れてみてください。体験はハードルが高いという方も、土産物店にある鮮やかなバティックの布や小物などを、ぜひ手に取ってみてくださいね。

お読みいただきありがとうございました。

”Jumpa lagi‼ジュンパラギ(またお会いしましょう‼)”

スランゴール州クアラ・クブ・バル 理学療法士 三井健司

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