2026/09/24 Thu
生活
9_マラソン大会から考える、マレーシアの心の余裕

マレーシアに障害児・者支援で派遣中の島田奈緒です!
ヌグリ・センビラン州にある小学校の特別支援学級で活動しています!
私は、マレーシアに来てから、マラソン大会に何度か参加しました。
その中で感じたのは、日本とは少し違うマレーシアのマラソン大会の雰囲気です。
はじめから歩いている人がいる!
マレーシアでの初マラソンの写真です!同僚に誘ってもらい、参加しました。


5kmという短い距離でしたが、私は練習をしてから本番に挑みました。
ところが、一緒に参加した同僚は、練習0…!しかも、はじめから歩いていました。同僚だけでなく、歩いている参加者がたくさんいました。
日本では、「歩いているところを人に見られるのは恥ずかしい」「せっかく参加するなら最後まで走りたい」と考える人も多いのではないでしょうか。私自身も日本でマラソン大会に参加した際、そう思っていました。
一方、マレーシアでは、走ることだけが目的ではありません。
「とにかく参加して、みんなで楽しもう!」そんな雰囲気があります。
もちろん、一生懸命練習して記録を伸ばすことも素敵なことですし、そのような「日本人らしさ」を誇りに思っています。「自分との闘い」や「努力の過程」を大切にする精神は、今まで、私自身が成長する大きなきっかけにもなっていました。
しかし、マレーシアで感じたのは、「周りの目を気にしすぎず、今この瞬間を楽しむ」ということの大切さでした。
マレーシアの雰囲気に背中を押され・・・
なんと!ハーフマラソンにも挑戦しました!
日本にいた頃の私なら、きっと参加すること自体を選ばなかったと思います。
実際、ハーフマラソンでは途中で何度も歩きました。
しかし、不思議なことに、「歩いてしまった自分」ではなく「参加した自分」を認めることができました。この笑顔です!!

自分に優しく、そして、心に余裕をもてるようになったのかも!?☺
マレーシアならではのマラソン大会の風景
長距離のマラソン大会では、途中に仮設の礼拝所が設置されています。
ある大会で、序盤は同僚に負けていた私。ところが途中、同僚が礼拝をしている間に、私はその横を通り過ぎ、まさかの逆転!
イスラム教徒の同僚を、礼拝中に追い越すという、イスラム教徒が多いマレーシアならではの出来事もありました。
タイムよりも礼拝が大切というのは、日本人の私には新たな視点を与えてくれました。
そしてそして!マラソン大会は走るだけではありません。スタート前やゴール後にはエアロビクスで大盛り上がり。
また、毎回の大会で下の写真のように、メダルがもらえることも何度も参加したくなる理由の一つです。

最近参加したMILOが主催する大会では、MILOが提供され、お土産もいっぱい!!
このマラソン大会では、あえて走らず、マレーシア人の友人たちと歩いて雰囲気を楽しむことを選択してみました。
ちょっと物足りなさはありましたが、これもきっとマレーシアだからこそできたことです。


ちなみに、今までで一番思い出深いマラソン大会は、JICAチームで出場した駅伝です!
私はナショナルスタッフのみなさんとチームを組んで出場しました。マレーシアに到着したばかりの頃、先輩隊員が出場している姿を見て、「私も絶対に出たい!」と思っていた大会です。
日本の駅伝文化がマレーシアでも行われていることに驚いたり、F1のコースを走ったり、マレーシア人も日本人もみんなで応援し合ったり……。一生忘れられない思い出です!
記録を目指して走る人も、歩く人も、ベビーカーを押しながら参加する人も、みんなで楽しむ。そんなマレーシアのマラソン大会、最高です!!
そして、マラソンだけではなく、1年間の配属先での活動を通しても、「人からどう見られるか」より、「自分が楽しめているか」を大切にした方が心に余裕をもてる、と感じることが増えた気がします。
心の豊かさとは「何でも頑張って完璧にやること」だけではなく、自分なりの楽しみ方を見つけて、それを素直に楽しめることなのかもしれません。
これからも、「自分に負けない」という日本人らしい気持ちは大切にしながら、自分なりの楽しみ方で素直に楽しむことも忘れずにいたいです。
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございます。
Jumpa lagi⭐(また会いましょう!)
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