JICA海外協力隊の世界日記

マレーシア便り

児童センターで日本祭り!



はじめまして。マレーシアの首都クアラルンプールで青少年活動隊員として活動している水野宏紀です。

マレーシアには202211月に着任して、もうすぐで約2年。間もなく任期を終え、帰国の日を迎えます。



活動の節目として、2024103日(木)に、活動先の1つであるPAKK CHOW KITという児童センターで

日本祭りを開催しました。

PAKK CHOWKITYAYASAN CHOW KIT(https://yck.org.my/)というNPO団体とマレーシアの

社会福祉局が提携して運営を行っています。


この児童センターはマレーシアの中でも特に珍しい児童センターだと思います。

ここに来る子どもたちは、マレーシアの子どもたちもいますが、多くが7歳から12歳までのミャンマーや

インドネシア、パキスタンからの難民や移民の子どもたちです。

そんな多国籍な児童センターで、日々子どもたちのエネルギーに負けないように活動しています。


日本祭りは、日本の伝統的な遊びとお祭りの雰囲気を味わっていただこうと、同じくマレーシアで活動中の

加藤隊員(障害児・者支援隊員、サバ州)と共に企画したイベントです。

当日は加藤隊員の他にもマレーシアで活動をしているJICA海外協力隊仲間3(三井隊員、小林隊員、齋藤隊員)

にも協力してもらいました。

また、JICAマレーシア事務所でインターンをされていた岩田さんにも協力してもらい、マレーシアに留学している

日本人大学生10人(岩田さん含む)に手伝ってもらい、約40人の子どもたちが日本祭りを体験しました。




(こちらが加藤隊員。106日にクアラルンプールで行われたフルマラソンに出場!見事完走されました。)


日本祭りでは射的・輪投げ・塗り絵・魚釣り・けん玉の5つの遊びをしました。

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(写真中央奥、小林隊員⦅高齢者介護⦆)


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塗り絵の写真の下2.jpg

塗り絵のコーナー。子どもたちはみんな集中して色塗りをしてくれていました。

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(写真左 齋藤隊員⦅青少年活動⦆)

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(写真左 三井隊員⦅理学療法士⦆)

射的ブースでは、12回挑戦できるようにしました。1回目は全然的に当てることができなかったのですが、

2回目は慣れて1回目よりも多く的を倒すことができるようになって子どもたちの成長の早さを見ることができました。

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どのブースでも子どもたちは楽しみながら日本文化を体験してくれたので、見ているこちらが嬉しい気持ちになりました。


協力してくれた大学生たちも、楽しく子どもたちと接することができて、忘れがたい思い出になったと思います。

また、大学生に向けてJICA海外協力隊の活動のPRもしっかり行うことができました!


子どもたちや日本人大学生、JICA海外協力隊の仲間、みんなに対して実りあるイベントを開催することができた

のでとても充実した1日になりました。

あと離任まで1か月を切りましたが、この日の子どもたちとみんなの笑顔を目に焼き付けておこうと思います!


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