JICA海外協力隊の世界日記

マーシャル便り

《くらしまーしゃる》25:みんなで見送る「お葬式」

先日、教育関係の方が亡くなり、学校の管理職の先生方と一緒にお葬式に参列しました。

マーシャルのお葬式は、教会で行われます。

服装は黒っぽい服が多く、親族の方々は真っ黒な服を着ていました。

伝統的な編み物や花のレイを、身につけている人も多くいました。

遺影が飾られ、その周りにはたくさんの花。

そして、故人は棺に入っています。

こうした部分は、日本のお葬式と似ていました。

まず、1時間ほどスピーチがありました。

その後、参列者が親族のもとへ一人ずつ挨拶に行きます。

1ドルを渡し、親族全員と握手をしました。

子どもたちも親族の列に並んでいて、一人ずつ握手をしました。

その後は、会社関係者や友人など、それぞれの代表者からスピーチがありました。

スピーチが終わると、その団体の方たちは改めて親族のもとへ行き、もう一度挨拶をして握手をしました。

最後に、ご飯やデザート、飲み物が配られました。

この流れを見ていると、日本のお葬式と似ている部分も多いように感じました。

そして先日、島のキングが亡くなったときは、国民みんなで見送りました。

国のいたるところに花の飾り付けがされ、霊柩車が通ると、人々は建物の外に出て道の脇に並び、お祈りをしました。

小さな島国だからこそ、国民みんなで一人の人を見送ることができるのかもしれません。

宗教や文化が違えば、お別れの形も変わります。

お焼香やお経がないところは、日本とは違いました。

しかし故人を偲び、大切な人をみんなで見送る気持ちは、日本と同じだと感じました。


Yukari (2026-1st.edu)

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